4JG2の続きです…
一カ月以上も話が進まなかったのですが…
結論としては…クラックの入ったヘッドをそのまま使用する事になりました。
長らく説得を続けてきましたが…残念ながら理解を得られませんでした。
当然、組み付け後の保証は一切無い事も了承済みです。
前代未聞なので正直どれ位もつのかも未知数ですが…
1週間で壊れるかもしれないし1年持つかもしれないし…
最悪、組み上げ後の始動時に壊れる可能性もゼロではありません。
とは言え、水圧テストには合格したものの燃焼室にクラックが入ったシリンダーヘッドを組む訳ですからどれ位もつのか興味が無い…と言ったらウソになります…
この4JG2も長い事続いているので何故この様な事になったのかはカンカンエルフから4JG2シリーズをお読み下さいませ…笑
まあどんなに理想的な選択肢があっても商売である以上お客様の同意が無ければ作業出来ませんし、他の選択になったとしても割り切るしかありません。
では作業を…
まずは現在エンジンスタンドにセットしてある3LD1を降ろして、再度4JG2をセットします。
現在、見積り承認待ちの3LD1。
4JG2をスタンドにセット。
仮付けされていたオイルパンを取り外してストレーナ一体型のオイルポンプを取り付けていきます。
オイルパンを組み付ける為にフロントケースを取り付け。
エンジンをひっくり返してオイルパンの取り付け。
必要な箇所にボンドを塗り、オイルパンを取り付け…
またまたひっくり返してタイミングベルト関係を。
OHVなのでヘッドを組み付けなくてもタイミングベルトは組めます…
カムシャフトリテーナを取り付けて締め付け。
回り止めの為、カムロック用の穴にハイテンションボルトを入れて締め付け。
カムシャフトのセンターボルトの締め付けトルクは108Nmなのでハイテンじゃないと負けます…笑
アイドルプーリー、テンショナープーリー、カムスプロケットなどを取り付けてタイミングベルト組み付け。
クランクを回して各タイミングの確認。
更にウォーターポンプ取り付け…るんですが、まずは塗りたくられたボンドの掃除。
ボルト穴にもベッタリと…
コレは元々付いてたウォーターポンプ。
この4JG2のウォーターポンプはOリングが入っているので本来ならボンドを塗る必要はないんですが…
たまにいるんですよ…塗るメカニックが…
掃除が面倒なのでやめて欲しいんですけどね…
心配性なのか分かりませんが、ボンド塗らなくてもキチンと組み付ければ漏れませんから…
で、新品ウォーターポンプを取り付けて規定トルクで締め付け。
自分は基本的にエンジンO/H作業では全てのボルトを規定トルクで締め付けます。
そんなトコまで⁉︎…と思う様な所も全て。
指定トルクが記載されてない箇所はそのボルトの適正トルクで締めます。
せっかくO/Hするなら手組みのメリットを生かして出来る限り精度を上げて組みたいですからね…
まあ今回はシリンダーヘッドに爆弾を抱えてますが…
だからといって他の箇所を手を抜く訳にはいきません。
ウォーターポンプを取り付けたらタイミングベルトカバーの取り付け…
クランクプーリーも取り付け。
後はヘッドの組み付け準備を…
ロッカーシャフトは曲がってなかったので再使用で、ロッカーアームやホルダーは新品です。
折れたロッカーアーム…これが異音の原因です。
新品のロッカーアームとホルダー。
と本日はココまで。
一カ月以上も話が進まなかったのですが…
結論としては…クラックの入ったヘッドをそのまま使用する事になりました。
長らく説得を続けてきましたが…残念ながら理解を得られませんでした。
当然、組み付け後の保証は一切無い事も了承済みです。
前代未聞なので正直どれ位もつのかも未知数ですが…
1週間で壊れるかもしれないし1年持つかもしれないし…
最悪、組み上げ後の始動時に壊れる可能性もゼロではありません。
とは言え、水圧テストには合格したものの燃焼室にクラックが入ったシリンダーヘッドを組む訳ですからどれ位もつのか興味が無い…と言ったらウソになります…
この4JG2も長い事続いているので何故この様な事になったのかはカンカンエルフから4JG2シリーズをお読み下さいませ…笑
まあどんなに理想的な選択肢があっても商売である以上お客様の同意が無ければ作業出来ませんし、他の選択になったとしても割り切るしかありません。
では作業を…
まずは現在エンジンスタンドにセットしてある3LD1を降ろして、再度4JG2をセットします。
現在、見積り承認待ちの3LD1。
4JG2をスタンドにセット。
仮付けされていたオイルパンを取り外してストレーナ一体型のオイルポンプを取り付けていきます。
オイルパンを組み付ける為にフロントケースを取り付け。
エンジンをひっくり返してオイルパンの取り付け。
必要な箇所にボンドを塗り、オイルパンを取り付け…
またまたひっくり返してタイミングベルト関係を。
OHVなのでヘッドを組み付けなくてもタイミングベルトは組めます…
カムシャフトリテーナを取り付けて締め付け。
回り止めの為、カムロック用の穴にハイテンションボルトを入れて締め付け。
カムシャフトのセンターボルトの締め付けトルクは108Nmなのでハイテンじゃないと負けます…笑
アイドルプーリー、テンショナープーリー、カムスプロケットなどを取り付けてタイミングベルト組み付け。
クランクを回して各タイミングの確認。
更にウォーターポンプ取り付け…るんですが、まずは塗りたくられたボンドの掃除。
ボルト穴にもベッタリと…
コレは元々付いてたウォーターポンプ。
この4JG2のウォーターポンプはOリングが入っているので本来ならボンドを塗る必要はないんですが…
たまにいるんですよ…塗るメカニックが…
掃除が面倒なのでやめて欲しいんですけどね…
心配性なのか分かりませんが、ボンド塗らなくてもキチンと組み付ければ漏れませんから…
で、新品ウォーターポンプを取り付けて規定トルクで締め付け。
自分は基本的にエンジンO/H作業では全てのボルトを規定トルクで締め付けます。
そんなトコまで⁉︎…と思う様な所も全て。
指定トルクが記載されてない箇所はそのボルトの適正トルクで締めます。
せっかくO/Hするなら手組みのメリットを生かして出来る限り精度を上げて組みたいですからね…
まあ今回はシリンダーヘッドに爆弾を抱えてますが…
だからといって他の箇所を手を抜く訳にはいきません。
ウォーターポンプを取り付けたらタイミングベルトカバーの取り付け…
クランクプーリーも取り付け。
後はヘッドの組み付け準備を…
ロッカーシャフトは曲がってなかったので再使用で、ロッカーアームやホルダーは新品です。
折れたロッカーアーム…これが異音の原因です。
新品のロッカーアームとホルダー。
と本日はココまで。