前回の続きです…
まずはクラッチハウジング内にあるスプリッター変速用のエアシリンダーロッドのオイルシールの交換から…
シールリムーバーで抜き取り…


キレイにして…

新品のオイルシールを挿入。
整備書によると圧入位置に指定があるようで…
奥に当たるまで入れちゃうとエア漏れなどの原因となるようです…
挿入面から2.0〜3.0mmとの指定。
とりあえずこんなモンかなぁ…という所で確認。
デプスゲージが挿入面まで入らないので上面から挿入面までを計り…

そこでゼロリセット。

そして本測定…

おお〜ドンピシャ…笑
幸先良いスタートです。
部品が来るまでの間にメインシャフトとカウンターシャフトのベアリングを抜いておきます…
組む時に入れやすい様に。


ベアリングが抜けたら洗浄などを…


オーバーホールじゃないのでギヤ類にはノータッチです。
他にもベアリング類の洗浄やローラーの点検…
特に問題無さそうです。

そうこうしてるうちに追加で注文しておいた部品が届いたのでインプットシャフトの組み付け再開。

シンクロのプランジャーやスプリングも交換。

まずはインプットシャフトにギヤとシンクロのリングの片側をプレスで圧入。



更にベアリングも圧入…



ココからシンクロの組み付け…
インプットシャフトを立てて安定させたいんだけど、いいスタンドが無く…
ふと思いついたフレームジャッキのアダプターに入れてみたら、コレがまたドンピシャ…笑

プランジャーを入れてスリーブも入れて…
デュアルシンクロなのでもう片方のリングも。


完了。

コレでインプットシャフトの組み付けは完了…
ここからインプットシャフトをメインシャフトにドッキング…クラッチハウジングに組込み…

ところがコレ…整備書だとインプットシャフト、メインシャフト、カウンターシャフト、更にシフトフォークASSYを4本同時にハウジングに入れる…って書いてあるんですが…
今回実際に作業して思った事…
絶っっっ対に入りません…(*_*)
まずなんと言っても最大の問題はその重量…
とにかく重く、おまけに重心が不安定…そのうえ、シフトフォークASSYを同時に入れるのは至難の技で…
整備書通りにやろうとして一体何時間かかった事か…

なんとかセンターを出して入れてもメインシャフトとカウンターシャフトのベアリングがうまく入らないんです…
純正SSTでリフティングツールがあるらしいんですが、仮にそれを使っても入るのか疑問な程…
で、トライ&エラーを何度も繰り返した結果、最終的にSST無しでもインプットシャフト、メインシャフト、カウンターシャフト、シフトフォークASSYを比較的簡単に入れれる方法を発見。
コレに辿り着くまでに何時間費やした事やら…

上手くいくか分からなかったので写真はありませんが…笑
方法としてはインプットシャフト、メインシャフト、カウンターシャフトを別々に…しかも何もバラさずに入れる事が出来ます。
まあ知恵の輪みたいにちょっとしたコツと順番が要りますが…笑
整備書の記載もこの方法に変更した方がいいんじゃない⁉︎…ってくらい楽に入ります。
シャフトも無事入ったので今度はケースを組みつけ…
これまた整備書には合わせ面にはフランジシール剤を使用…って書いてありますがそんなモノは持ってないので普通の液体ガスケットで対応。

締め付け。


リヤのベアリングを圧入していきます。



新品のシールリングを入れて…

リテーナも取り付け。

リバースアイドルギヤやサンギヤも取り付け。


アウトプットシャフトASSYを天井クレーンにて取り付けていきます…

コレも整備書には分解するように記載されてますが分解しなくてもASSYで外れます…

このアウトプットシャフトの裏はプラネタリギヤになっており、ココでHI-LOWのレンジ切替を行なっています。
16速ミッション…と言ってもギヤが16個着いてる訳では無く、メインのギヤはたった4つなんですよね。
メインギヤ4つにレンジが2段の4×2で8速…
更にインプットシャフトにスプリッター変速が2段で、8×2で16速…という事なんです。
オイルポンプも取り付け…


レンジ切替用のロッドやフォークも。

レンジケースの取り付け…

と、切替用のエアシリンダーも。

更にエンドカバーにアウトプットフランジなどなど…


コレでミッションを立てての作業は終了。


ここからは天井クレーンとチェンブロを駆使してミッションを横にして、インターロック機構やアッパーコードラントや配管配線などの取り付けと、クラッチハウジング内の作業を行なっていきます…


が、今日は遅いし疲れたのでもう帰ります…笑
続きはまた明日。
まずはクラッチハウジング内にあるスプリッター変速用のエアシリンダーロッドのオイルシールの交換から…
シールリムーバーで抜き取り…


キレイにして…

新品のオイルシールを挿入。
整備書によると圧入位置に指定があるようで…
奥に当たるまで入れちゃうとエア漏れなどの原因となるようです…
挿入面から2.0〜3.0mmとの指定。
とりあえずこんなモンかなぁ…という所で確認。
デプスゲージが挿入面まで入らないので上面から挿入面までを計り…

そこでゼロリセット。

そして本測定…

おお〜ドンピシャ…笑
幸先良いスタートです。
部品が来るまでの間にメインシャフトとカウンターシャフトのベアリングを抜いておきます…
組む時に入れやすい様に。


ベアリングが抜けたら洗浄などを…


オーバーホールじゃないのでギヤ類にはノータッチです。
他にもベアリング類の洗浄やローラーの点検…
特に問題無さそうです。

そうこうしてるうちに追加で注文しておいた部品が届いたのでインプットシャフトの組み付け再開。

シンクロのプランジャーやスプリングも交換。

まずはインプットシャフトにギヤとシンクロのリングの片側をプレスで圧入。



更にベアリングも圧入…



ココからシンクロの組み付け…
インプットシャフトを立てて安定させたいんだけど、いいスタンドが無く…
ふと思いついたフレームジャッキのアダプターに入れてみたら、コレがまたドンピシャ…笑

プランジャーを入れてスリーブも入れて…
デュアルシンクロなのでもう片方のリングも。


完了。

コレでインプットシャフトの組み付けは完了…
ここからインプットシャフトをメインシャフトにドッキング…クラッチハウジングに組込み…

ところがコレ…整備書だとインプットシャフト、メインシャフト、カウンターシャフト、更にシフトフォークASSYを4本同時にハウジングに入れる…って書いてあるんですが…
今回実際に作業して思った事…
絶っっっ対に入りません…(*_*)
まずなんと言っても最大の問題はその重量…
とにかく重く、おまけに重心が不安定…そのうえ、シフトフォークASSYを同時に入れるのは至難の技で…
整備書通りにやろうとして一体何時間かかった事か…

なんとかセンターを出して入れてもメインシャフトとカウンターシャフトのベアリングがうまく入らないんです…
純正SSTでリフティングツールがあるらしいんですが、仮にそれを使っても入るのか疑問な程…
で、トライ&エラーを何度も繰り返した結果、最終的にSST無しでもインプットシャフト、メインシャフト、カウンターシャフト、シフトフォークASSYを比較的簡単に入れれる方法を発見。
コレに辿り着くまでに何時間費やした事やら…

上手くいくか分からなかったので写真はありませんが…笑
方法としてはインプットシャフト、メインシャフト、カウンターシャフトを別々に…しかも何もバラさずに入れる事が出来ます。
まあ知恵の輪みたいにちょっとしたコツと順番が要りますが…笑
整備書の記載もこの方法に変更した方がいいんじゃない⁉︎…ってくらい楽に入ります。
シャフトも無事入ったので今度はケースを組みつけ…
これまた整備書には合わせ面にはフランジシール剤を使用…って書いてありますがそんなモノは持ってないので普通の液体ガスケットで対応。

締め付け。


リヤのベアリングを圧入していきます。



新品のシールリングを入れて…

リテーナも取り付け。

リバースアイドルギヤやサンギヤも取り付け。


アウトプットシャフトASSYを天井クレーンにて取り付けていきます…

コレも整備書には分解するように記載されてますが分解しなくてもASSYで外れます…

このアウトプットシャフトの裏はプラネタリギヤになっており、ココでHI-LOWのレンジ切替を行なっています。
16速ミッション…と言ってもギヤが16個着いてる訳では無く、メインのギヤはたった4つなんですよね。
メインギヤ4つにレンジが2段の4×2で8速…
更にインプットシャフトにスプリッター変速が2段で、8×2で16速…という事なんです。
オイルポンプも取り付け…


レンジ切替用のロッドやフォークも。

レンジケースの取り付け…

と、切替用のエアシリンダーも。

更にエンドカバーにアウトプットフランジなどなど…


コレでミッションを立てての作業は終了。


ここからは天井クレーンとチェンブロを駆使してミッションを横にして、インターロック機構やアッパーコードラントや配管配線などの取り付けと、クラッチハウジング内の作業を行なっていきます…


が、今日は遅いし疲れたのでもう帰ります…笑
続きはまた明日。