MINの目

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歩き遍路 高野山 2巡目 2023 高野山① 沢山の経験をしました♪

2024年10月30日 | お遍路好き(ポストリュード)

🌟長文です💦最後に写真があります♪🌟

高野山に到着した次の日は壇上伽藍から金剛峯寺、奥の院まで順に丁寧にお参りする事にしていました。
昨日とはうって変わっての良い天気で気持ちよくスタートしました。
中門の仁王様を見ていると阿の仁王様の胸にはトンボ、吽の仁王様の胸に蝉の飾りがあることを教えていただきました。
ただ、なぜトンボで蝉なのかは分からずじまいでした。。。ご存じの方教えてくださいませ。
壇上伽藍をゆっくりと金堂、御影堂、西塔、大塔とお参りしました。
大塔の近くには再び「一町石」の石棟がありました。
以前は、これも180町石からの1町と思っていたのですが、これは奥の院からの1町石との事でした。
奥の院までは36町石あるとの事です。

壇上伽藍はみどころがいっぱいでした!蛇腹路を通って金剛峯寺へ
秋に観光で訪れた時の蛇腹路は紅葉で素晴らしい道でした。この時は新緑で美しい道でした。
金剛峯寺の門の前は枝垂れ桜がとても美しく咲いていました。
参道にはおけが並び、門を入った石道のわきには杉の葉で彩られていました。

ゆっくりとお参りしていよいよ奥の院へ!
奥の院までは3km弱です。一の橋からは歩いた事はありましたが、街中を歩くのは初めてだったかもしれません。
こじゃれた喫茶店や昔ながらのお店、そしてお寺や宿坊が建ち並ぶ中を楽しく進む事が出来ました。
一の橋からは多くの有名武将の供養塔、大師の腰かけ石。中の橋の辺りでは姿見の井戸で姿を確認!その先の覚鑁坂もつまずいたり、転んだりするといけないんだとか・・。
楽しみにしていたお化粧地蔵もお参りしていよいよ御廟橋へ!
その前に観光で訪れた時に教えていただた作法で、御廟橋の上手前に水向地蔵さまにお水を掛けてお参りした後に奥の院へ。

やっぱり御廟橋を渡ると空気が変わります。

丁寧にお参りをしました。弘法大師御廟の近くでの読経は本当に感慨深いものでした。
そして、更に灯籠堂の地下へ。より弘法大師の近くでお参り出来ると知り、今回は必ずお参りしたいと思っていました。
灯籠が美しく灯る室内はまた違った空気感を感じました。

本当に歩き遍路のお参りが終わりました。とても厳かな気持ちです。
最後の御朱印を頂きに奥之院御供所へ。
窓口がいくつかあり、いつも迷ってしまうのですが、目の合った方にお願いをしました。
一通り納経帳をご覧になり、「ここで良いですか?」と聞いてくださったのでお願いしましした。

とてもとても丁寧に説明をしてくださりながら納経してくださいました。
とてもとても大切な御朱印となりました。

四国88カ所、別格20ヶ寺、高野山まで歩いてお参り出来た事に感謝しました。


沢山の宿坊がある高野山ですが、民宿に泊まったからこその多くの経験が出来ました。
チェックインをした時に次の日に西塔で阿字観(坐禅)の体験が出来る事を教えていただきました。
なかなか西塔内に入ることは出来ないとの事で是非ともとお願いしました。
ゆっくり、お参りしすぎたのか・・集合時間の30分前を過ぎていました!!慌てて集合場所の高野町観光協会へ向かいました!

ギリギリセーフでしたが、皆さん揃っていて受付も終わっていて待ってくださっている状況でした💦
やはり、5分前行動をしなければいけませんね。。
皆さんと壇上伽藍の西塔へ向かいます。
西塔の和尚さまが扉を開けて準備をしてくださっていました。
西塔の説明をしてくださり、内覧の時間を下さいました。
実は参加されている皆さんは経験があるらしく和尚さまとも顔見知りのようでした。

後々、皆さん高野山に魅せられて移住されている方と知りました。
今回のお遍路で「移住」という言葉に何度も出逢ったと感じました。
内覧をした後にそれぞれ、瞑想をする場所を見つけて瞑想を始めます。
瞑想をすると今回の歩き遍路での景色が次々と目に浮かび、感謝と共にとても穏やかな気持ちになりました。

瞑想をすると清々しい気持ちになるのが不思議です。

これだけ充実した時間を過ごしたのですが、まだお昼を過ぎたところです。
少し高野山の街を楽しんでみる事にしました。
観光で来た時に美味しかったごまどうふ屋さんでお昼を頂くことにしました。
観光で来た時には何十組も待っていて入れるかも怪しかったのですが、今回はあっさり入ることが出来ました。
おうどんのセットとごま豆腐を単品で注文しました。癒され元気を頂きました。

元気を頂いたので壇上伽藍を再び訪ねて沢山ある社殿やお堂をあらためてゆっくりお参りさせて頂きました。
いつも時間いっぱいに動き回るのですが、少しゆっくりしてみようと宿にもどり少し静かに過ごしてみる事にしました。
先ほど高野町観光協会で頂いたパンフレットを見ると夜に奥の院へのナイトウォークがあることを知りました。
以前、観光で訪れた時もお寺で主催するナイトウォークに参加した事があったのですが、昼とはまた違った雰囲気を体感したと思い参加してみる事にしました。

宿のご主人から大門からの夕日がとても素敵な事を教えていただいたので、ナイトウォークに行く前に寄ってみる事にしました。
見に行くと海外の方と坊主頭の若い男の子がなにやら話していました。
海外からの男性は私と同じく夕日を見に、男の子はお遍路をしてきた事でした。
面白かったのが、最初は歩き遍路をスタートしたところ、お接待で何度も車に乗せていただいた事で、ヒッチハイクお遍路に変更したそうです。
ヒッチハイクだからこその出逢いが沢山あったそうです。
その〆に高野山からの下山する為にヒッチハイク中だったようです。そして、海外の男性はそれに加勢していた様でした。

沢山でヒッチハイクしては止まってくれないのかもという事で加勢は中断してお別れしました。乗れたかな??
海外の男性をナイトツアーに誘いましたが、明日は奈良に寄ってから京都へ行くとの事で宿に戻るとの事でした。
私は再び一の橋を目指して歩きました。一の橋入り口近くにある高野山宿坊協会が集合場所です。
参加自体は無料で「洗心」と書かれた提灯を借りる為に100円ほどかかる感じです。
皆さん、何処で情報を得るのか沢山の人が集まっていました。

さて!スタートです♪
皆さんがお持ちの提灯がムードを盛り上げます。
しかしながら、以前参加したお寺のナイトツアーとは何かが違います。。。
灯籠以外に電灯が新設されていました!
以前はこの暗がりの中、よく一人や二人でお参りするなぁと感心しましたが、少し安全になった感しれませんね。
宿坊のお坊さんに夜中にお参りしても良いのかと聞いたところ、問題ないとのお返事をもらっとことを思い出しました。

宿坊に泊まっていたら門限や食事の時間もあってタイミングが合うか分からないと思うと民宿に泊まって良かったと思う事の一つとなり、はちはちさんに泊まることで盛りだくさんの一日となりました。

朝の中門


阿の仁王様の飾りはトンボ


吽の仁王様の飾りはセミ


金堂


御影堂


根本大塔


六角経蔵


蛇腹路


金剛峯寺参道


参道の横に桶が並んでいました


参道の淵に杉の葉  風流でした


主殿(本坊)


一の橋


奥の院参道の様子


武田信玄の供養塔 雰囲気がありました


参道の様子②


お化粧地蔵


御廟橋


西塔で坐禅


この景色の前で坐禅する事にしました


貴重な時間をありがとうございました


ごま豆腐の有名な角濱ごまとうふ総本舗さんでお昼①


天ぷらのついた龍神うどんをいただきました


善女龍王社のある蓮池で蝶々


ライトアップされた大門


大門からの夕日


奥の院へのナイトウォークへ


ナイトウォークの様子


灯籠が美しいです


夜の蛇腹路


夜の鐘をついていました


動画はこちら:金剛峯寺大塔の鐘










コメント
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