MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

歩き遍路 7番札所 2巡目 ② 2019 泊って良かった宿坊

2019年07月05日 | お遍路好き(発心・徳島)
7番札所 十楽寺

いよいよこの日最後のお寺です。安楽寺の宿坊に泊まれた方が楽だったのですが、もうひと頑張り♪
安楽寺の仁王門を出るとお遍路地図では左に進むようなのですが、右に進んでお寺に沿って曲がって行くお遍路さんを見かけました。

あれ?

思った方向と違う。。。右なのかな?
そちらの方に行くとお遍路道の案内がありました。
こっちなのか!お遍路さんマークを頼りに進みます。
途中「信念のみち」との案内も。
後々知るのですが、八十八カ所の遍路道を一般の人も歩めるように四国遍路の原型を作った人が信念法師なのだそうです。
それが「真念のへんろみち」
2巡目のお遍路では「真念」のキーワードともに歩みました。徐々に何かがわかった訳です。

約1.2kmの道のり、楽勝かと思いきや意外と遠い。。。
前回はあっという間に着いた記憶があるんだけど、、、

あれは京子さんと歩いたせいか。

一人の方が気が楽なこともあるけど、一緒に歩く人がいると短く感じる道のりもあるんだと思いました。
京子さんとの出会いに感謝です♪

やっと山門が見えてきました。そして陽も傾いてきていました。
どうにか、お参り出来そうです。
別格一番で車に乗せてもらわなかったらきっと宿坊のチェックインにも
ギリギリ間に合ったか間に合わなかったかどちらかだったかもしれません。
境内は夕方のお掃除が始まっていました。

人の助けのがあるからこその人生を思い馳せる一日となりました。

宿坊は納経所のある建物にあります。
近代的な建物です。17時までにチェックインをしてくださいと言われていました。
案内されたお部屋は3階です。部屋から境内を見る事ができました。(トップの写真)
温泉では無いですが大浴場がありました(^^)vいいお湯でした♪
そしてここで出会った人と後々何度となく縁がありました。
食事は6時からで、食堂に行くと外国人のお遍路さんが不安そうにウロウロしています。
なかなか心の準備がないと英語が出てこないレベルなのでぎこちない感じに一緒に食堂へ入って行きました。
ちょっと心配しましたが彼の隣に座ったご夫婦が丁寧に対応されていました。
このご夫婦とは最後の方まで縁がありました。
私はというと別格1番で逢ったおじさんと隣の席でした。縁ってやっぱりあるんですね。
ベテランのお遍路さんでした。そして6番札所の宿坊より7番札所の宿坊推しでもありました。
この先のアドバイスや今までの経験を色々聞いて楽しい時間でした。

お勤めは朝の6時からでこの時、この別格のおじさんが緑のお札を下さいました。
はじめての色付きのお札♪
このように縁があった人に渡すのも良いのだと知り、朝のお勤めの後の朝食の時に自分のお札も渡しました。
よくよく見ると同じ苗字!
だからか。。。
前日に宿泊の確認の為に電話する必要があったのですが、ご夫婦ですか?と聞かれたのです。
おなじ苗字だからそう思われたのかと合点がいきました。

6番札所の宿坊の予約が取れなかった時にこれは7番札所の宿坊に泊まりなさいという事だなと思いました。
ここで出会った人との出会いがずっと繋がっていました。

このお寺の宿坊に泊まれてよかったです♪

昨日はチックインの時間が迫っていてゆっくり境内を拝観出来てないかったので、
少し境内を拝観してから出発しました。
朝のお勤めの時に住職から案内のあった「治眼疾目救歳地蔵尊」をお参りしました。

老眼やら近視やら良くなりますように!

そして、中門にある愛染明王さまにもご挨拶でお参り。
初めて知ったのですが、入り口と出口の表示があるのですが、これを逆に入ると縁切りが出来るようです。。。
なので悪縁からの縁切りを願って出口から入って、その後に良縁を願って入り口から入ってお参りしました。

欲張りな私です♪

さてさて出発です♪最悪な一日のスタートです。。欲張ったせいかな??

安楽寺を出て右方向へ(へんろ道の案内が出ています)


可愛い猫ちゃんがいました。


「真念のみちしるべ」とあります!


途中の熊野神社の桜が美しかった♪


7番札所の鐘楼門が見えてきました!


境内の様子


大師堂は階段の上です。


大師堂


治眼疾目救歳地蔵尊


次も泊まりたいと思った宿坊 居心地の良い宿坊でした。


縁切りの案内がありました(^^;)




1巡目のブログ ほぼ歩き遍路 7番札所②

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする