MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

歩き遍路 58番札所 ㊹ 2022 霧に包まれた仙遊寺

2023年04月03日 | お遍路好き(菩提・愛媛)
58番札所 仙遊寺
一巡目ブログ

一巡目ではお寺を出て左に進むところを車への道標につられて進もうとしたところを門前にあるお茶屋さんの女性が出てきてくださり、教えていたいた事をよく覚えています。
今回は間違えず進もう!もしお店が開いていたらお茶でもと思っていましたが、ざんねんながら閉店されている様でした。。

まずは犬塚池の堰を上がって行きます。この池には悲しい伝説があるようです。
仙遊寺で鐘が鳴れば仙遊寺へ、栄福寺で鐘が鳴れば栄福寺に御遣いで駆けつけていた犬がいたそうで、がある日、二つの寺の鐘が同時になってしまい、悩み嘆いた犬は、池へ身を投げてしまったそうです。悲しんだ村人は池のほとりに塚をつくったそうです。それから池を犬塚池と呼ぶようになったそうです。
この池を横目に少しだけ旧遍路道があります。今回は雨だった事もあり雰囲気も神秘的です。
旧遍路道を抜けると広いアスファルトの道を緩やかに登って行きます。距離は少しあります。
前回は宿坊に泊まったお寺です。今回も泊まりたかったのですが、愛媛の長い道のりでもあったので、お参りだけにしました。
お遍路かーさんよりも先に出発したものの、三門手前にある遍路小屋でのんびり鯉に餌をやったり楽しんでいると、追いついてこられました。
自分の母と同じ年と考えると私の方が元気であるべきだと思ったのですが、足腰のしっかりした姿に、思わず先に行ってくださいと言ってしまいました。。
でも、それが正解だったようです。
参道の途中にある御加持水は蓋がしてありました。コロナだからかなと思ったのですが、一巡目も閉じていたようです。
お遍路かーさんもこの宿坊に泊まることを楽しみにしていたそうなのです。
コロナが騒がれた頃のお遍路で泊まった時に心のこもった地の物料理が綺麗な漆の器に入ったいるのが一番の楽しみだったのに、冷たいお弁当になってお部屋食だったそうです。考え方で仕方ない事とは思いますが。。そんなこともあり、今回はこの先のビジネスホテルにしたそうです。
コロナの緩和も始まりました(202303現在)また以前の姿に戻る事を祈るばかりです。
そんな話をしながら気が付けは境内に着くことが出来ました。
今回の仙遊寺は霧に包まれていました。大好きなお寺でもあるのでゆっくりお参りしました。
以前もあったのか??覚えていませんが、展望台があり、晴れていたら今治の町並みや海を臨めたのだと思います。
納経所は本堂の中にあります。納経をすませ出てくると本堂の濡縁に美味しそうなトマトが売られていました。
ちょっと物色♪ミニトマトを購入して出発しました。
お遍路かーさんはお目当てのパン屋さんがあるらしく先に出発されました。
私は次の国分寺へ出発です♪

犬塚池の堰を登って行きます


悲しい伝説のある犬塚池はかなり大きな池です


歩き遍路道に入ります


歩き遍路道の様子


アスファルトの広い道を進みます。


お寺が近づいてきました。


山ツツジが美しく咲いていました。アヤヤシオという種類みたいです


シャクナゲも美しく咲いていました


雨に濡れた若葉の樹々が美しいです


高知で初めて見たシーボルトミミズが現れました!


山門手前に休憩小屋がありました。


山門が見えました


手すりを頼りに登ります。 阿坊仙人が迎えてくださいます。


御加持水がありました


最後の階段を登ります


鐘楼


本堂


展望台 手前に「龍燈桜の碑」


宿坊の全景が見えました!思ったよりも大きく立派なたてものでした。


本堂の濡縁でトマトを売っていました♪美味しかった♪♪

コメント
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