日本が誇る名ジャーナリスト、池上彰氏が
教えないことを本記事で取り上げたいと思う。
まず、現代の日本では既に「積極的平和外交」と称して
他国に軍事援助を行っている。その好例がフィリピンに対するそれで、
南中国海にある諸島に関して中国と論争があるベトナムとフィリピンに対し、
日本は軍艦の提供を行うことを決定しているのである。
今回のフィリピンに対する救助活動もその戦略の一環であり、
同活動は「サンカイ作戦」と名付けられているが、このサンカイとは
フィリピン語で友達を意味している。つまり、2年前の東日本大震災の時に
アメリカが行った「トモダチ作戦」と同様のもので、決してフィリピン人が
可哀そうで派遣したのではなく、この救助活動を通して更にフィリピンと
軍事的に密な関係になることを狙っているだけにすぎない。
ちなみに、このトモダチ作戦とは日本とアメリカが
示し合わせた演出劇であり、実を言うとアメリカ以外にも
救助を申し出た国があるのだが、それらの要求を突っぱねて
アメリカからの援助を優先的に受け入れたという背景がある。
実際、トモダチ作戦によって日米同盟はやはり必要だと
思った人間も多くいることだろう。「災害救助」というと
聞こえは良いが、あくまでも軍事的政治的な理由があって
派遣するということを忘れてはいけない。
トモダチ作戦に参加した軍艦「レーガン」が、
同作戦終了後にそのままアフガニスタンに直行し、
現地人攻撃に参加した事実をメディアは流さない。
同盟国の災害救助と敵国への攻撃。
これらが同じ戦艦によって行われたことこそ
現在の軍隊というものが災害救助を隠れ蓑にして
他国への武力干渉を正当化している事実を明らかにしている。
池上氏がなぜ光にばかり言及して肝心の闇について
解説しようとしないのか、それは私にはわからない。
だが、少なくとも同氏の一見中立的に見える説明が
実はかなり政府寄りのものであり、結果的にこれを
みた大多数の人間がウマい具合に同氏の望むような
見解を持つだろうことは想像に難くない。
教えないことを本記事で取り上げたいと思う。
まず、現代の日本では既に「積極的平和外交」と称して
他国に軍事援助を行っている。その好例がフィリピンに対するそれで、
南中国海にある諸島に関して中国と論争があるベトナムとフィリピンに対し、
日本は軍艦の提供を行うことを決定しているのである。
今回のフィリピンに対する救助活動もその戦略の一環であり、
同活動は「サンカイ作戦」と名付けられているが、このサンカイとは
フィリピン語で友達を意味している。つまり、2年前の東日本大震災の時に
アメリカが行った「トモダチ作戦」と同様のもので、決してフィリピン人が
可哀そうで派遣したのではなく、この救助活動を通して更にフィリピンと
軍事的に密な関係になることを狙っているだけにすぎない。
ちなみに、このトモダチ作戦とは日本とアメリカが
示し合わせた演出劇であり、実を言うとアメリカ以外にも
救助を申し出た国があるのだが、それらの要求を突っぱねて
アメリカからの援助を優先的に受け入れたという背景がある。
実際、トモダチ作戦によって日米同盟はやはり必要だと
思った人間も多くいることだろう。「災害救助」というと
聞こえは良いが、あくまでも軍事的政治的な理由があって
派遣するということを忘れてはいけない。
トモダチ作戦に参加した軍艦「レーガン」が、
同作戦終了後にそのままアフガニスタンに直行し、
現地人攻撃に参加した事実をメディアは流さない。
同盟国の災害救助と敵国への攻撃。
これらが同じ戦艦によって行われたことこそ
現在の軍隊というものが災害救助を隠れ蓑にして
他国への武力干渉を正当化している事実を明らかにしている。
池上氏がなぜ光にばかり言及して肝心の闇について
解説しようとしないのか、それは私にはわからない。
だが、少なくとも同氏の一見中立的に見える説明が
実はかなり政府寄りのものであり、結果的にこれを
みた大多数の人間がウマい具合に同氏の望むような
見解を持つだろうことは想像に難くない。