時事解説「ディストピア」

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参院選結果について一言

2016-07-11 00:47:51 | 日本政治
夜も遅いので少しだけ。

数時間前の情報では、投票率が3割しかなかったようなのだが、
10人のうち7人も投票所に行かないというのは、どうなのだろうか?

世論調査によると、アベノミクスが成功したと信じている人間は
自民党の支持者の中ですら少数派にとどまるし、実際にアベノミクスは失敗したと外国でも思われている。


経済政策の失敗、無謀な軍拡、消費税増税、オリンピックを巡る政府の黒いスキャンダル。
もはや自民党に入れる理由などどこにもないはずなのだが、それでも入れるというのは、
結局のところ、この10人のうち7人が棄権したことで政府への反対票が激減したということなのか。

あるいは、投票率が上がっても結果は変わらなかったのだろうか。

共産党は少しだけ議席を増やして11議席から14議席へと一応、躍進した。
とはいえ、おおさか維新も健闘しているわけで、これに自民や公明、民進を含めれば
国会議員のほとんどが右翼になってしまったと考えられる。これで本当に上手くいくのだろうか?

安倍政権の致命的な欠陥は、政府の無謬をひたすらに信じぬくことにある。
とっくの昔に失敗したアベノミクスもひたすらに成功していると言い張っているし、
消費税増税にしても猶予期間が伸びただけで、懲りずに実施しようと画策している。


すでに失策と判明した手段を意固地に続ける、
つまり自民党や安倍政権に間違いなど絶対にないと現実を無視して突っ走るのが今の与党。


反省する、軌道を修正するという考えを持たない点、このまま転がり落ちるしかない。
投票しないのは本人の自由だが、せめて結果に対しては責任を持ってほしいと思う。


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