10月10日金曜日 ベルリン初めての朝
パンがうまい
天気は少し曇りだが
このパンの美味しさは
この気候あってのものだと思うと
なんだか感謝の念が湧いてくる
いつになく前向きな自分を感じた
ホテルにダビットが迎えに来てくれた
いざ出発!
少し歩くと川が見える 橋を渡ると各国の大使館が姿を現してきた
「大使杯囲碁大会」その名の通り日本大使館主催の囲碁大会である
1日目はユース大会で小学生が多い。今回で6回目を迎えた
壇上には左から坂田先生、岩本先生、呉清源先生、福田先生、高川先生の掛け軸がズラリと並ぶ
呉清源先生の 「見可而進」
「カヲミテススム は どういう意味ですか?」
と聞かれて少し困った。推測するも一応ググって返事をする
生け花もある。これを活けたドイツの方は、日本に来て生け花を習い、国際大会にも出たことがあるらしい。
みんなぼくより日本の事を知っているのでは?
大会が始まった
子供達が50人近く参加 その多さに驚いた
片言の英語で子供達に話しかけると、ドイツ語で返されて
ヨーロッパの人にとっても、英語は習うものだということを、ここで初めて知った
でも囲碁を打つと・・・
コミュニケーションがとれる 不思議
ちなみにこの碁盤も、先の掛け軸の大先生方のサイン入りで、
もしその先生方が打ったとすると、この子達まで、ざっと100年の歴史がある
そういえば碁盤の表面が少し坂道みたいになってたっけ
さてここからは写真メインで
指導碁をして
ピアノを少し弾いて・・・ドイツだからベートーヴェン弾いたら「日本の曲も♪」って言われちゃった
自分の国について知らないことが多いのを痛感したよ
そして表彰式
上位入賞の子供達、優勝者は三段くらいでとても強い
全員でパシャリ!
全員に賞状があるのに感動
これはやる気がでる!
そしてみんな楽しそうだった
子供達にドイツ語で返事をされたときはどうやってコミュニケーションとろうか戸惑ったけど
囲碁を打ったら仲良くなった
すごいことだね 続く
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