が~ん!
姫ちゃんもなってしまいました。
銀ちゃんがなった、
お尻の臭嚢(しゅうのう)に膿(うみ)が溜まる
というあの病気。
(ちょっと、ヒドイピンボケ写真ですみません。)
何故か冷蔵庫の上に避難する銀ちゃん。
見ている先は……
エリマキ姫ちゃんです。
銀ちゃんは姫ちゃんのエリマキライオン化に
ビビりまくりです。
異変が起きたのは二日前、土曜の昼さがり。
パソコンいじる私にもたれるように横で昼寝していた姫ちゃん。
右手で姫ちゃんを撫でてそのまま撫でた手をだらりと置いていたら、
その私の手と腕にいきなり冷たい感覚が…。ん???
驚いて目をやると、まるで酷い下痢をしたみたいに、
黄色がかった液状のものがお尻からだーだーに流れてきて、
私の手と腕に……。
恐る恐る臭いを嗅ぐ…臭いはそれほど臭くなかった
慌てて拭いて上げましたが、当の姫ちゃんはケロッとしていて、
本人も何が起こったのかわからないという顔をしていて。
お尻を拭く時、肛門の右側に触れても何ともないのに、
左側の臭嚢辺りを触ると少し痛そうな感じ。
でも皮膚を見たけど特に変わった様子もないし。
その下痢みたいなのもその時一度きりだったので、
単にお腹でも冷えちゃったのかなとその日は気にもせず。
次の日やっぱり気になってシッポの付け根の臭嚢の辺りを見ると
左と比べると右側が少し黒ずんでいるような気がする。
触ると明らかに痛がり、噛み付きそうな勢いで怒る。(姫ちゃん怖い!)
姫ちゃんも気になるのでしょう、いつもよりお尻を舐めようとしますが、
幸いお腹がつっかえて、肝心な患部には届かないもよう。
舐めて悪化するのは免れそうだったので取り敢えずほっと安心。
明日は病院に連れて行かなくちゃ
そんな訳で早速病院へ連れて行ってきました。
今朝は患部が赤くなっていましたが、
銀ちゃんほど進行が早くないのが救いでした。
でも、病院では膿を出すのに敢えて患部(臭嚢の部分)を切られ。
するとおしっこ一回分位の膿が凄い勢いで溢れ出し。
先生が言うには、皮膚が壊死する前に処置できたので軽症とのこと。
でもどちらにしても患部の皮膚が取れてしまうから、
今日は洗浄して自然のままで様子を見て、
明日、治癒具合に併せて薬を処方しましょうとのことでした。
かわいそうな姫ちゃん、
病院で施術中、あまりの痛さからかお漏らししちゃいましたが、
家に帰ってから頑張ったご褒美にレトルトの猫飯をあげました。
基本我が家はカリカリがメイン。
レトルト猫飯を見た姫ちゃんは目が生き生きキラ~ン
病気なんぞ何のそのと言わんばかりに、
装着したエリマキをものともせず、
恐ろしい勢いでがっつくがっつく。
可愛い顔に似合わず食い意地は天下一品!
びびりの銀ちゃんなんか、病院帰りは超借りてきた猫状態なのに、
姫ちゃんはエリマキを着けても高いところに上ろうとするし、
トイレもご飯も水飲みも全く不自由なさそうでした。
ただ、今日はお薬がないけど、明日からがちょっと心配。
なんせ以前とことん薬を拒否して、泡を吹いた子ですから。
銀ちゃんはお薬を飲むのがとっても上手だけど、
姫ちゃんは「こんな不味いものをワタクシに飲ませるなんて!」
と言う感じ…。
どうなることやら…とほほ
帰ってきてから一生懸命舐めようとしていましたが、
疲れたのか、諦めたのか、伸びてます。
本来室内犬に多い病気らしく、
近頃は猫ちゃんにも増えている病気だそうなので、
兆候や症状を詳しく書きました。
犬猫を飼っている皆さんのご参考になればと思います。
できたら、日を追って治療や治癒の経過を
また書きたいと思います。
皆さんの大切なペットが毎日元気で健康でありますように。
猫の病気の関連サイト
★アイリスペットどっとコム/猫といっしょ/病名から調べる 猫の病気/猫の肛門嚢炎
★犬の病気と猫の病気別症状・原因一覧(ハイライフジャパンHP)
★院長のコラム/肛門嚢のしぼり方
本日もお付合い頂きありがとうございます。