前回のシャム記事で、超純血種のシャムを貰い飼うことになったと記した。
前回の記事こちら〔我輩はシャム&偽シャムなり〕ちゃらら~ん『ごくしゃむ』
アタシはシャム組4代目~
(「ごくせん」パクリました)
ここでちょっとシャム猫についておさらいを。
ピューマみたいな顔ですね。(ichii)
シャム〔短毛種〕
美しいということばがもっとも似合う猫
原産地:タイ
ボディタイプ:オリエンタル
発生スタイル:自然発生
カラー:シールポイント、チョコレートポイント
ブルーポイント、ライラックポイント等
歴史:タイが原産地。歴史はとても古く、シャムの国の書物にも度々登場している。
「門外不出の宝」として宮廷や寺院で大切に飼われていた。
ヨーロッパに紹介されたのは19世紀末のことで、爆発的な人気を呼び、
それ以後ずっと人気を保っている。
特徴と性格:手、脚、頭、耳、尾など体の末端に表れる濃い色(ポイント)が特徴。
細長いボディとそのしなやかな動きは、猫の中でもっとも美しいといわれる。
人なつっこくて賢くて、やかましくて積極的。
そのすべてがほかの猫より際立っている。
感受性がとても強いが、飼い主には献身的な愛情を示す。
ただ最近はとても大人しいタイプも出回っている。
顔:長く先細りのくさび型。中くらいの大きさでボディとよくつり合っている。
横から見ると、頭のてっぺんから鼻の先端まではまっすぐ。
鼻はまっすぐで長く、マズルはくさび型で細い。
顎の先端は鼻と垂直な平面上にある。
かなり鼻が長いということか(ichii)
耳:とても大きくてとがっている。付け根は幅広い
くさび型の線の延長線上にある。
四肢:長くてほっそりとしている。後ろ脚は前脚より長い。
足先は華奢で小さく、卵型をしている。
尾:長くて細い。先端に向かって先細りしている。
↓凄い顔だ。可愛いとは言えない…。発情すると当に左の顔そのまんまです。(ichii)
(参考:〔新星出版社 世界の猫カタログ〕)
ついでにネットのリンクも→シャム
私が社会人になって一人暮らしをするようになったある日、
趣味繋がりの友人が子猫の貰い手を探していた。
私はアパート住まいだったから飼えなかったけれど、
何かの繋がりで里親の話が舞い込んで来るかもしれないと思い、
猫種や飼い主さんの猫事情だけでも聞いておこうと思った。
そのお宅は社会的には中流よりやや裕福なようだった。
環境も経済的にも猫の多頭飼いには何の差し障りもないようだった。
そのお宅で飼われていたのは血統書付きの純粋シャムだった。
そのうち1匹ではかわいそうだと思ったかどうか、結婚させて2匹になり、
あれよあれよと言う間に子供が産まれ、純血種のシャムが増えていった。
増えても困らないだけのお宅だったせいか避妊や虚勢をすることなく、
自然に任せ、猫の気の向くままに繁殖させたようで、
1世代、2世代、3世代、そして4世代と増えていった。
(血が濃すぎると遺伝的に問題が、と思うも、でしゃばった事も言えず…。
だからそれ以上は敢えて触れません。)
そんな話を聞いた私はその猫三昧の時間を味わいたくなり、
「うわ~、いいなあ、見てみたい」とぽろっと言ってしまったが為に、
その友人にまんまとそのお宅に連れられて行ってしまった。
幸い産まれる度に、数匹は貰い手がついていたようだったので
増えるがままを全て飼っていたわけではなかったようだ。
友人と私が伺った時は夫婦猫とその子供が3匹、
その2代目の子が結構な数を産んでいて、又その子供が?匹で、
何代目の子か分からないけれどさらに小さいの(生後1ヶ月位)が4匹程
大きなロングソファーをよじ登ったり所狭し走り回ったりしていた。
総勢15匹位はいたかもしれない。
家の中、四方のどこに目をやっても、あの独特の色彩の
茶色で耳と顔の黒い猫数匹が、猫団子になってじゃれているという、
猫好きには堪らない光景が広がっていた。
仔猫とじゃれているうちにあまりの可愛さに結局…、
結論を言うと1匹貰い受けてしまったのだが。
その頃はデート(一応私も、ね)には必ずこの子も同席して、
車での外出はどこへ行くにも一緒だった。
ドライブの運転席のヘッド部分が彼女の指定席で、車が走り出すと、
窓側に向いてヘッド部分をガッチリ抱え込んで身体を固定していた。
公園などは週末彼女と一緒によく行ったものだ。
個性的な靴下は見なかったことにして下さい。
小さい時から連れ歩いているせいか、いつもケージなしだった。
どこへ出かけても物怖じすることなく、リード一本でOKだった。
その毛色と、やたら堂々とした歩き姿は通り掛かった人によく犬に間違われた。
すれ違う人誰もがはっと驚いた表情になり、
「あら、ワンちゃんだと思ったら猫ちゃんだ」と思わず声を発するのだ。
サービスエリアなどでは特に飼い主を得意な気分にさせてくれた。
公園等でリードを外してもちゃんと飼い主との距離を確認しているようで、
離れてもせいぜい4~5m程度を保ち、時々後ろを振り返り、
名前を呼ぶとまるで犬のように必ず駆け戻って来る。
ビビットな服の色は見なかったことにして下さい。
写真、女の子にしては目つきがイカツイというか、
自信に満ち溢れているようにみえませんか?
公園で寛ぐ周りの犬には興味を示さず(眼中にない感じ)、
飼い主とのひと時、或いは自然の空気を楽しんでいるようだった。
彼女は小さい時から肩に乗るのが好きで、
実に上手にバランスを取りながら肩の上で高見の見物を楽しんでいる。
普段のドライブの車内では運転席のヘッド部分が彼女の指定席だが
(そこから窓の景色を眺めていたようだ←これマジです。)
高速道路を使って遠出した時などは、高速に入った途端、
「景色が見れないからつまらないわ」とばかりに後部座席に移動して、
すかさず寝る態勢に入った。何時間の移動だろうと大丈夫だった。
そんな風で外出には全く心配のない猫だった。
あれ~相当長くなったぞ~。
彼女が酒と煙草が好きだという話を書こうと思ったけど、
終わらなくなりそうなので、又次回に。
お宅のシャム&偽シャムの特徴はいかがですか?
共通箇所はありますか?
本日も長々と根気よくお付合い下さりありがとうございます。