『流星群』の曲が完成しました。
もう既にお聴き頂いた方もいると思いますが、
是非是非こちらをチェック→muzie
8月12日(月)夜半~13日(火)午前3時ピーク ペルセウス座流星群
(夜半前に月が沈み条件は最良)
10月9日(水)ピーク りゅう座流星群(ジャコビニ流星群)
(月明かりがなく条件は良い)
その他、詳しく知りたい方は↓こちらをご覧下さい。
国立天文台 | ほしぞら情報 2013年の展望と年間カレンダー
【流星群】…物語(フィクションです^^)
学祭のステージ発表の練習が少し遅くまでかかった。
同じくバンド練習を終えて帰り支度をしていた君と昇降口で鉢合わせた。
何となく二人で一緒に帰った。
あたりはすっかり暗くなり、いつの間にか星が瞬きはじめていた。
帰路の途中の小高い丘で立ち止まる。
どちらともなしに腰を下ろした。
ゆっくりと満天の星空が広がり、二人を包んでいった。
設定は悩み多き10代(中~高校生くらい)。
男女二人が、 学祭の準備の帰り道(或いは部活の帰り道) に、
ふと小高い丘に腰掛けて満天の星空を観ている。
たまたま、流星群がある日だった。
(夏ならペルセウス座流星群とか、かな)
まだ田舎も都会も男尊女卑の思想が残る家庭環境がたくさんあった。
性別で閉ざされた夢…周囲の期待…告白できない恋心…
理不尽な生活環境で諦めざるを得なかった夢…限られた進路…
人はなぜ生まれて死んでいくの?…私はなぜ生まれて来たの?…
生きることに疑問を抱いていた思春期。
一緒の目的の元で学校生活の時間(部活とか)を共有していた気の合う彼に、
満天の星空の下で、ポツリと洩らす。
「男に生まれてたら、もっと人間に生まれてよかったって、執着できたかなあ?
(あなたともっと色んなことがやれて生きている事が楽しいと思えたかなあ)」
でも、、彼に心配を掛けたくないという気持ちが本音を隠した。、
彼の負担や重荷になりたくなくて、わざと伝わりにくい難しい言い回しで誤魔化す。
「ほんの冗談だよ。私の口(細胞)が勝手に言ってるのよ。
そんなこと考えてないから。」
そんな言葉とは裏腹に「ふっとこの身が消えてしまえたらいいのに」と、
拭えない希死念慮に囚われる。
今にも降りそうな満天の星がそんなちっぽけな自分を優しく照らしていた。
壮大な星空のもとで、色んな悩みや、人間そのものがとてもちっぽけに思えて、
いつしか心のもやもやや悩みが浄化されていく。
この星空を観れるだけでも、生まれてよかったなあって思えた。
流れ星を数えて夜明けを迎えたら、いつもの明日が少し変わる気がした。
少しは頭の整理ができて、この世に生まれた自分を受け容れて、
未来に向くことができそうな気がした。
ねえ、明け方まで付き合ってくれる?
以前はよく朝まで星の観察をしたけど、3年ぶりだから…。
ひとりっきりで流れ星を数えるのはちょっと寂しいな。
一緒に星を眺めている彼は、彼女にとっては友達以上彼氏未満で、
同志的な存在。
でも実は、別の女の子が彼を好きらしい。
彼に恋しているその女の子は、いつも彼と一緒にいるこの彼女のことを
羨ましくて恨めしく思っている。
恋する彼女は、眩しいほど輝いて、とても魅力的に見えた。
「私、あんな無邪気で可愛い女子に恨まれるのいやだから、
あなたもあの娘にあまり冷たくしないで、少しは気に掛けてあげれば?」
表向きはこんなことを言う。
「あなたが他の女子と付き合ったからって、私はあなたのことを嫌いになったりしないよ。
そんな恋愛感情で一緒にいるわけじゃない。
もっと人間的なところで、あなたと繋がってると思ってるから、安心してよ。」
本当は、他の女の子なんか見ないでほしいのに、
口をついて出る言葉はまるで天邪鬼。
もともと細胞なんか、思考とはつながってやしない。
どうかお願いだから、私が口にすることを真に受けないで。
何で、人間ってこんなにややこしくて複雑なんだろうね。
宇宙から見たら、ちっぽけなチリに等しいのにね。
でも宇宙のチリみたいだけど、ちゃんと生きてるよ。
すごく大きな悩みに思えても、この宇宙に比べたらとてもちっぽけで、、、。
そんな風に思ったら何となく元気が出てこない?
目線を変えて、もっと広い視野で物事を見たら、
きっと生きることがもっとラクに、楽しくなるんじゃないかなあ。
ステキな発見がたくさんあるんじゃないかなあ。
読んでくれてありがとう。
宇宙も空も星も、私の音楽と出会ってくれたあなたも、
とても愛しいと思う今日この頃です。
他にも沢山、オリジナルソングがあるので、聴いてくれたら嬉しいです。
流星群
(作詞・作曲・歌 Ichii/編曲・伴奏 char312)
男に生まれたかったと今でも思うよ
そしたら人間に執着できたかもしれない
そんな滑稽そうな顔して見ないでよ
あなたを嫌ってやしないんだから
もともと細胞は思考とは繋がってなくて
私が口にするのも本心とは限らない
明け方まで付き合ってくれるかしら?
流星群を見送るのは3年ぶりだから
私を恨みたがってる無邪気な娘(こ)のこと
あなたも少しは気にしてあげてもいいじゃない
そんな寂しい瞳あなたに似合わない
心はわかってるつもりよ…わたし
もともと細胞は思考とは繋がってなくて
私は今すぐにでもこんなところ去りたいわ
明け方まで付き合ってくれるかしら?
流星群を見送るのは3年ぶりだから
取るに足らないものね人間なんて
こうしているとみんな宇宙のちり…
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オリジナルソング作ってます。
以下のサイトにてBreathの楽曲をお楽しみ頂けます。
◆音楽ユニットBreathのYouTubeチャンネルです。
オリジナルの絵や写真を使って楽曲を公開しています。
アカウントをお持ちの方は是非チャンネル登録を。
You-Tube-Breath
◆音楽サイトmuzieのBreathアーティストページです。
YouTubeにない、こちらでしか聴けない曲もあります。
パソコンのお気に入りなどに入れて聴いて頂けると嬉しいです。
muzie-Breath
以下は最近の新作の動画です。
■孤独な旅人2013
作詞作曲・歌 Ichii/編曲伴奏・G char312/Photos & Illustrations Ichii/動画編集 Ichii
■文字のない1ページ
『3つめの卒業式』のEさんに続く、イラストコラボ第2弾です。
ブログ友達の『小説ブログ「DOOR」』lime(ライム)さんにお願いしました。
こちらもとても曲にマッチしていて、ステキな世界をお楽しみ頂けます。
作詞作曲・歌 Ichii/編曲伴奏・G char312/イラスト Lime/動画編集 Ichii
■Lost Love
作詞作曲・歌 Ichii/編曲伴奏・G char312/Illustration Ichii
CatsとBreathのコラボ、オマケ動画です。
■Cats & Original Songs
曲は、ヘッドホンorイヤホン推奨です。
ichii、char312、hiiroさん愛用の、
リーズナブルなヘッドホン(3000円台)&イヤホン(1000円以内)情報(過去記事)です。
参考になれば幸いです。↓
ヘッドホン&イヤホン
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★2013年1月1日の空 - Colors of Breath
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(その隣りもよろしくお願いします。)
流星群。歌詞の中には、微妙な女の子の感情が、ゆらゆらと揺れているのですね。
男とか、女とか、そんなものとっぱらって、仲良しでいいじゃない、なんて思う反面、やっぱり男の子を想う女の子が出てきたら、ちょっと複雑。
思ってもいない強がりを言ってしまう。
わかるなあ、そんな気持ち。
でも、流星群を一緒に見ようと言った言葉は、正直だったんですよね。
歌のイメージも、悲観的というよりも、ちょっと前向きな余韻がありました。きっと不器用な女の子の気持ち、いつかは伝わりますね。
曲の完成、おめでとうございます^^
歌の中に、ひとつのストーリーがあって、いいですね。
一遍の青春の物語を読んだような、甘酸っぱさと透明感がありました。
そして、子供の頃に見た流星群、また見たくなりました^^
無理にとは言いませんので、気ままにmuzieのオススメなどを書いて頂けたら、跳んで喜びます。
limeさんの言葉に、いつも次の意欲を頂いています。
さて、次も頑張りますよ。