フィギュアスケート世界選手権を見てて感じた事。
「継続は力なり」
ホントだなぁと思った。
多くの公式試合は勿論のこと、
いろんなアイスショーにまでも駆り出される日本人選手たち。
協会は大事な資金源だから、商品として選手達をこき使うだろう。
多分、日本人選手は誰もがボロボロの状態で
シーズン最後の試合を迎えたと思う。
だから日本人選手が活躍するのは難しいだろうと解ってた。
この「世界一を決める大会」で優勝する事を考えたら
誰もがここに照準を合わせて来るだろう。
GPは出たけど、それ以外は拒否出来た外国人選手や
シリーズ後半に的を絞って前半は休んだり、
後半戦にコンデションを上げてきた。
そんな選手が当然の如く、表彰台を飾った。
おそらく、オリンピックも同じ事が言えるだろう。
そんな中での、日本人選手の頑張りは目を見張るものがあった。
最悪のコンデションを気迫で乗り切り
「今できる事以上」のモノを見せてくれた羽生選手。
そして真央ちゃんの表彰台はさらに驚きだった。
シリーズ後半にかけて技術を上げてきている。
試合中に臨機応変に修正する力もついてる。
とんでもなく「体力と応用力」がついてた。
ずっと長い間こき使われていても、それを良い方へと変えていた。
多分本人はこき使われているなんて
一度も感じていないのだろうな。(笑)
どんな状態でも、それが経験となって行く。
ジャンプの矯正をして飛べなくても、
最悪の状態でもずっと試合に出る事を止めないで続けてきた
3年間の真央ちゃんの姿勢が
「体力と応用力」として、今確実に現れて来た。
それが本人にとっての確実な「自信」となるのだろう。
人から評価されるのではなく、自分で感じ取るもの。
そういう事だったのかと、真央ちゃんの試合をみて感じた。
「継続は力なり」
本当だなと思った。