気づきの日々

毎日、何気ない言葉や思いつきに、ふと気づかされる時があります。
そんな日々のことを書いてみることにしました。

見方

2015-05-05 12:08:08 | 日記

旅行中に友人と夢の話をしていた。
夢は大事だから、気付いたらメモしていた方がいいよと言って
私がメモするきっかけになった夢を話していた。

2002年に見てた夢で、東京からの引越しで「方位」が気になり調べたら
その方位移動は最凶の時期だと解り気になっていた頃に見た夢。

☆★☆★☆★☆★
原因不明の病気になり、私の身体が動かなくなり、
これからどんどん体の自由が奪われて、
そのうち痛みが酷くなって死を待つだけとなる。
「これが方位の大凶の示す道だったのか?
あー、私は、これで死ぬのか?」と納得するが、
そこで真〇〇の事を思い出し
私を守って下さっているのだからと安心し、何とかなると思いなおす。
☆★☆★☆★☆★

真〇〇は当時別の友人に連れられて入信していた新興宗教。
そこでも「引っ越したら大変な事になるから」と言われてた。
どこを見ても、聞いても「最凶な未来」という現実に恐れおののき
でも自分は引越しをするしか選択肢がなく不安だった。
これまでお世話になったからと今まで行かなかった地元の神社にお礼参りしたとき
おみくじに「信じていれば救われる」みたいな事が書いてあって
そこから神社に傾倒していった。

夢でも現実でも、私はずっと外側に救いを求めていた。
怖いものから自分を守ってくれるものにすがっていた。
その結果、のめり込んでそこ(救ってくれる存在)が善で、
自分に危害を及ぼすのが悪だと思い込んだ。

あれから十何年…(きみまろ風 笑)。
この夢を見せられた自分の姿(本心)に気付いて、やっと理解できた。
方位、方角を中心にしたら、外側が中心になって自分がいないから影響される。
自分を中心に考えていたら、どこにいたって大丈夫なんだということなんだ。

本土の西、日本の西、世界地図の西。
みな違っている。
どこが中心かで西の見方も変わってくる。
相対値か絶対値かの違い。
どれが正しいなんてない。
どれも正しいのだ。その時の見方次第で変わってくるもの。
絶えず変化するもの。
だから相対値なんだ。

相対値だと、相手があるから自分とは関係なく影響される。
でもどれも自分の姿なんだと自分の方を見たら、自分が絶対値となる。
相手に影響されることはない。

だけど自分だけでは決して気付けない。
相手があって初めて自分の姿が見えてくる。
相手がいないと、何も動かないと、何も見えてこない。
だからどんな場所に行こうとも、どんな状況になろうとも
自分次第で悲劇が喜劇に変わるというなんだろうね。

それが解った。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする