気づきの日々

毎日、何気ない言葉や思いつきに、ふと気づかされる時があります。
そんな日々のことを書いてみることにしました。

濡れ衣

2020-05-08 22:07:00 | 日記
ずっと不思議に思っていたことがあった。
洗濯した後に干して陽が当たってる服を見ていると、何故か幸せな気持ちになるということ。
特に理由はないのに心が嬉しくなるのはなぜなのだろうと、ずっと不思議だった。

今日も同じようにベランダで風に揺れている服を見ていて、ふと思った。
濡れ衣を晴らす?
濡れ衣を着せられて、それが晴れると確かに嬉しくなるね。
私の過去を振り返ったら同じように濡れ衣を着せられた経験が何度かあった。
私の場合は罪と言うよりは、勘違いによる人間関係のもつれ。

高校2年の時、クラブ活動の先輩から次のキャプテンを私にしようと考えているのだけどと言われた事があった。
2人で話していた時だったのでそんなに気にしていなかったら、ある日突然私が先輩に裏工作してキャプテンになろうとしているという噂がたった。
私は後輩からも疑いの目で見られて、私から頼んだ訳でもないのにと嫌気がさしてクラブを辞めた。

私は人間関係が嫌になって、そこから逃げてしまったのだ。
今になって考えれば、だいたい見えて来る。
当時は同級生のライバルの子がいたから、誰かが私と先輩の話を又聞きしてその子の耳に変化して入ったのだろう。
その子は憤慨してその事を口にし皆誤解したのだろう。
噂話や勘違いというものは、だいたいこんな感じで起きるものだ。

この話、前にもブログに書いた記憶がある。
でも今日同じように思ったのは、きっと私の中で濡れ衣の問題がまだ消化されていないのかも。
なので、よーく考えてみた。

濡れ衣は誰かが晴らしてくれるものではないのかな。
汚れた部分を自分で洗って整えて服を陽に当てる。
だから嬉しくて幸せに感じてしまうのかな。

誤解を解こうともせずに人間関係が煩わしくて、ついついその場から逃げてしまうのは私の悪い癖。
何度も同じこと繰り返していたよ。
自分で洗って、自分で濡れた服を陽に当てなきゃ!

誤解を解こうと歩み寄ること。相手とちゃんと会話して向き合うこと。
大事だねー。
面倒だからと逃げるな、自分!












コメント
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