気づきの日々

毎日、何気ない言葉や思いつきに、ふと気づかされる時があります。
そんな日々のことを書いてみることにしました。

現実は、過去の自分が選択した未来

2022-12-16 12:37:03 | 日記
先日「すずめの戸締り」を観た。
観終わって感じた「違和感」がずっと残ってた。
迫り来る災いから大勢を守る為に誰か1人が犠牲になる仕組み。
それってキリストみたいだなーと思いながら見てた。
それじゃない。私はその未来は選びたくない。
みんなの幸せが誰か1人の悲しみの犠牲で成り立つ世界なんて悲し過ぎる。
みんなが笑顔になれる世界は絶対にあるはずなんだよ。
でも、あのまま見ているだけでは確実に災いは広がっていく。
どうする?
私の基本は「気持ちに蓋をしない」という考え。
だけど蓋をしないとミミズが世界を覆っていく。
うーん。。。

翌朝、夢を見た。
蛇がたくさん井戸みたいな所から出ていた。
私は慌てて井戸の上に木の蓋をしていた!
蛇が出てこないように上から押さえ込んでいた。

近くにいた男性の近くにも井戸があって蛇が出てきていた。
それを笑って面白がってみていたので、私は「蛇は毒を持っているから噛まれると危険だよ」とその男性に話していた。
しかし男性はお構いなしで見てて、案の定蛇に噛まれて倒れた。
あーあ、言わんこっちゃない・・・
自業自得だよと思ってみていた。

起きて思った。
「(気持ちに)蓋をしたくない」と思っているのに、夢の中で井戸に蓋をしていた・・・
夢の中の蛇は「蛇(邪)念」だよね。
映画の中のミミズも、人々が残した土地に溜まった陰の気だと思える。
蛇とミミズは形も似てる。

映画のミミズは「人のマイナス感情」によって引き寄せられて大きくなる。
そのマイナス感情集合体は人のマインド次第で変化できるということなんだ。
だから1人の犠牲なんて、本当は必要ないのだ。
一人一人が自分のマイナス感情と向き合ってプラスに変化させたら禍も小さくなる。
むしろ自分にしか出来ない事を、コツコツとやるだけなんだ。
誰か(犠牲とか)に頼るのではなくて、自分で出来る事。
自分にしか出来ない事なんだ。

最初、夢の中の私は「自分の邪念が出てくる」事に蓋をしているのか?とも思えた。
でも蛇が出てくると命の危険があるからと蓋をしていた。
つまり噛まれて倒れないように、自分に出来る事をやっていたのだ。
邪念に負けて本心が隠れてしまわないように、邪念が大きくならないようにと蓋をしていた。
それが自分の邪念と向き合って小さくしていく気づきの日々なんだ。
蓋はしていたけど鍵はロックしてはいなかった。
マイナス感情も自由なんだよ。
マイナスの力が大きくなればミミズとなって、また外に出てくる。
マイナスをコントロールするのではなくて、意思は尊重する。
状況を理解する事で変化する事、たくさんあるからね。
理解した上で自分に出来る事をやる。
それでミミズも変化していくのではないだろうか?
そんな風に思えた。

それで一つ分かった出来ごとがあった。
ずっと不思議だった「三角関係」がやってくる因縁。
先日もその状況がやってきたのだ。
頼みもしないのに(苦笑)
いつもだったら先走って相手の感情を考えていた。
ワザとなの?偶然なの?どっち!
なんて風に「なんで、また?」というのが大きくなっていた。
でもこれは私が引き寄せた現実なの?と考えたら理解できた。
別のある場面での私の行動にヒントがあった。

新しい財布を探していて、ずっと店を回っているけどなかなか欲しいのがない。
うーん、これは手触りがちょっと硬いかなとか、色がもう少し柔らかいのが良いかなとか。
それで友人が見つけてくれた財布が見た中では1番フィットしてた。
でも私の中での「これが欲しかったの!」ではなくて、今の時点ではコレなのかな。。。という感覚。
そして買った後に「もっと自分にフィットする」ものに後で出会うという感覚。
これって三角関係と似てるね。
つまりそういう状況を自分で作って、自分で似た状況を引き寄せていたに過ぎなかった。
原因は無意識で邪念を選んでしまう、私の選択にあった。

私の色の因縁が「寂しさ」からきていた事。
つまり私は寂しさから逃れたくて、妥協して選んでいた。
いろんなモノを選択する基準が「得られない寂しさ」からきていた。
そこをまずちゃんと見なくちゃいけないね。
そこに蓋はしたくない。
もしかしたら邪念は本心と同じなのかもしれない。
本心が私に「本当のあなたの気持ちはどうなの?」と問うているようにも感じる。
私はその都度「どうしたいのか」を、私自身が気付いてなかった。
「そこをちゃんと見て感じて考えて選択しよう」と強く思った。

私に出来る「犠牲を作らない世界」がここにある。
本当に欲しいと思える「気持ち」を大切にする。
日々の日常のいろんな選択で、好きな気持ちを優先して選ぶ。
買い物も「お得感」とか「手頃」を選ばずに、それが好きだから選ぶ。
それが食べたいから選ぶ。
それが着たいから選ぶ。
気持ちを優先して行動する。
そこをコツコツとやっていけば、きっと周りに笑顔が溢れていると思う。


コメント
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