ブルーシャムロック

此処はtomohiroのオリジナル小説サイトです。
小説主体ですので、小説に興味の無い
人は、退出下さい。

夢のような本当の話_2

2015-03-20 18:54:30 | 逆襲の藤隆
私を乗せたvstol旅客機は、現在種子屋久地方を通過していた。
SPEEDOは普通の飛行機とは変わらないようだ。
「普通だったら、ここを通過した跡、奥の大島に飛行機は着陸するだろうね。」
通路を挟んで隣の男性が言う。
窓のからみえる海の彩が濃い。
「鹿児島空港をでた当機は、トカラ列島中之島の広場に止まります。」
Cabinアテンダントの声は、目的の島に止まる事を督す。
窓を再度見た。あれが目的の島だろう。
以前取材に赴いた、三宅島ぐらいの巨きさだと思う。
飛行機が垂直に降りていく感覺がする。
ずずんずずんという音だ。
着陸が住んだ跡、
「現在、トカラ列島中之島に降り立ちました。」
という後、客はおり始めた。
あとは、何時もの飛行機と同じだ。
私も降りて島の風景を楽しもうかなと思った。
飛行機を降りて、降り立った広場を見ていると、
携帯やデジカメを構えた島民がみえる。
もともと、急患を乗せた官公庁のヘリコプターは見慣れている者の、
こんな大きな飛行機はこの島には降り立たないようである。
島の風景を見回した私が感じたこと。飛行機がいかなかったせいか
自然が多い。
飛行機が降り立つことで、環境が変わってしまわないだろうか。
それが不安である。
そんなことを考えながら広場から集落を目ざす。
つづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする