ブルーシャムロック

此処はtomohiroのオリジナル小説サイトです。
小説主体ですので、小説に興味の無い
人は、退出下さい。

スカポンタン城悲哀

2017-10-13 09:39:06 | 逆襲の藤隆
「さようなら」
ここの領主がピストル自殺をしたあとの古い日記にそう記されていた。
1645 年の記載がある。
僕は、 Scotland 人である。
何かを求めて、ベルギーとオランダとフランスの参加国にまたがるヨーロッパ大陸の
スカポンタンという街に来ていた。
本職は画家なのだけれども、ブリテン諸島の絵師の 2 つのサークルの板挟みになって
ここに逃げてきた。
今僕がいるのは修道院の図書館だ。
ここの領主も、大国に挟まれていろいろ国家の運営に迷っていたんだよな。
だから苦しくなる。どう 2 つのサークルと中立を保てるのか悩んでいるんだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする