ライブはまだ続いていた。
礼美は、聞き覚えのある曲に聞き惚れていた。
「たしかStingのenglish man in newyorkじゃないですか。」
横から宇品が割ってはいる。
「そうよ・・・。この曲ってレゲエっぽいというけれどもjazzyな感じがするから
昔から好きなのよ。」
といって、麥焼酎のロックを口にする。
宇品は思っていたことを口にした。
「樣になるんですよね。昼間はコーヒーか紅茶、夜は焼酎かウィスキーを
飲んでいるところが・・。」
礼美は後輩を一瞥して
「そう・・・。」
と言って、テグムの演奏者の方を見る。
なんともスモーキーで渋い音だなと思う。
「こういう民族楽器とジャズやファンクという組合って面白い。」
宇品は改めて考える。
「もう一人来るつもりだったけれども、駄目だった・・。」
礼美は少し不満そうだった。
「まあ、2人だけでも・・。」
宇品は礼美の顔を見て、そして笑った。
彼女は、頼んだテキーラサンライズを口にした。
なんとも、甘さと苦さが口に広がる。
今の自分なのかな。とふと考えてみる。
つづく
礼美は、聞き覚えのある曲に聞き惚れていた。
「たしかStingのenglish man in newyorkじゃないですか。」
横から宇品が割ってはいる。
「そうよ・・・。この曲ってレゲエっぽいというけれどもjazzyな感じがするから
昔から好きなのよ。」
といって、麥焼酎のロックを口にする。
宇品は思っていたことを口にした。
「樣になるんですよね。昼間はコーヒーか紅茶、夜は焼酎かウィスキーを
飲んでいるところが・・。」
礼美は後輩を一瞥して
「そう・・・。」
と言って、テグムの演奏者の方を見る。
なんともスモーキーで渋い音だなと思う。
「こういう民族楽器とジャズやファンクという組合って面白い。」
宇品は改めて考える。
「もう一人来るつもりだったけれども、駄目だった・・。」
礼美は少し不満そうだった。
「まあ、2人だけでも・・。」
宇品は礼美の顔を見て、そして笑った。
彼女は、頼んだテキーラサンライズを口にした。
なんとも、甘さと苦さが口に広がる。
今の自分なのかな。とふと考えてみる。
つづく
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます