「徳之島か・・・。鹿児島と沖縄に挟まれた場所にあるぐらいしか認識できないな。」
礼美はそうつぶやいた。
「まあ、彼女にとっては必要な場所かもしれない。關東はそこまで甘くないから。」
そんなことを言いながら、礼美は自分の住んでいるアパートの部屋でつぶやいた。
彼女の持っているAudioからは、hip popともハウスともとれないような
クラブあたりで持てはやされそうな音楽が流れている。
「松本さん、こういうの聞いてもきょとんとしていたな。彼女が好きな音楽って
たしかビジュアル系のArtistだっけ・・・。」
松本という女性はそれだけ田舎ものだったのか・・・。長崎市内出身の礼美だって
同じかもと考えた・・。でも、後輩の石川出身の高槻久留美も洋楽は全く解らなかった。
秋田出身の横手とか言う女性は、結構こういうのおもしろがっていたかな・・・。
音楽は1970年代のr&bに成っていた。
「不思議な音楽ですねぇ・・・。」
松本佳奈の言葉は忘れられない。
つづく
礼美はそうつぶやいた。
「まあ、彼女にとっては必要な場所かもしれない。關東はそこまで甘くないから。」
そんなことを言いながら、礼美は自分の住んでいるアパートの部屋でつぶやいた。
彼女の持っているAudioからは、hip popともハウスともとれないような
クラブあたりで持てはやされそうな音楽が流れている。
「松本さん、こういうの聞いてもきょとんとしていたな。彼女が好きな音楽って
たしかビジュアル系のArtistだっけ・・・。」
松本という女性はそれだけ田舎ものだったのか・・・。長崎市内出身の礼美だって
同じかもと考えた・・。でも、後輩の石川出身の高槻久留美も洋楽は全く解らなかった。
秋田出身の横手とか言う女性は、結構こういうのおもしろがっていたかな・・・。
音楽は1970年代のr&bに成っていた。
「不思議な音楽ですねぇ・・・。」
松本佳奈の言葉は忘れられない。
つづく