どんぐりの木の下で

日々の出来事を書き留めています。

大人の階段

2005年08月23日 | 雑記

「やだなぁ。 何かやだなぁ~」

高2がぶつぶつ鏡の前で言っている。
何が嫌だって・・・

最近、俺ひげが伸びるのが早いと思わない
「えっ
息子の顔などここのところ、じっくり見たことなんてなかった・・・

今日は出かけに父親の髭剃りを借りて、ひげを剃っている。
「へぇ~ ひげ剃ってるんだ
たまにシェーバーで剃っているらしい。
言われてみれば、あまり鼻の下が黒くなっているって事がないな・・・
ちょっと前までは、私が嫌がる彼を捕まえて、鼻の下のひげ(産毛)を剃ってあげていたのに・・・

「仕方ないよ。男なんだから・・・。そのうち1日1回剃らないといけなくなるんじゃないの」
「最悪・・・

どうも高2は、毛が濃くなるのがいやらしい。
先日も、太ももの後ろの毛が生えてきたのが嫌だとぼやいていた。
そんな事言ったって仕方ないじゃん・・・と笑ってやったが。
彼は、もじゃもじゃになるのが嫌で、さらっとした雰囲気が好みのようだ。
今どきの若者かな・・・

「エッチな事を考えなければ、あんまり生えてこないんじゃないの
「関係ないだろう お・ば・は・ん

それにしても、ちょっとショック。
息子が髭剃りで顔を剃ってたなんて・・・
もうそんな年頃なんだ・・・

この息子、ころころ態度が変わる。
「うるせ~な~」と私の言うことを無視してるかと思えば、
ひざの上にごろんと頭を乗せて、私に膝枕することも・・・。

大人と子どもが入り交ざった17歳だ。

彼はいつまで私に甘えてきてくれるのかな・・・
「いい加減、子離れしなよ」と言われそうだが、できればもう少し先に延ばしたい。
誰か私の気持ちわかってくれるよね

 


今日のファイト(佳代の一言)

2005年08月23日 | 朝ドラ

亜沙子 「村上さんとどんなお付き合いしようと思うの?お母さんもうすぐ60よ」
佳代  「60だからそうしたいと思ったんじゃない。 ・・・ 
     工場が大変な時、自分が少しでも役に立てて嬉しかった。 ・・・
     誰か隣にいてくれる人欲しいなぁとか、あたしと同じ様な思いの人の隣にいてあげたいなってそう思うのよ。
     ゆっくりと静かに進んでいって、隣にいてくれる人見つけたいわ。」

静岡を引き払って、高崎でアパートを借りて住むという佳代さん。
「高崎に住むのは、村上さんがいるから?」との亜沙子さんの問いに、「うん」と素直に答える。

ちょっと意外な展開。
佳代さんがそんなに真剣だったとは・・・
村上さんと再婚云々という現実的な話ではなく、「近くにいたい」という思いからだが・・・。

そういえば、静岡の家ではぽつんと一人のシーンばかりだった。
人の世話を焼くことを楽しみにしている佳代さんにとっては、
一人はやっぱり寂しいだろうな・・・。
佳代さんの言葉を聞いていて、今までのそんなシーンが思い出されて、ちょっとウルっとしまった。
村上厩舎で村上さんに茶を入れてあげ、「ありがとうございます」と深々とお礼を言われた・・・
あの時から、この思いは始まっていたんだよね。

太郎と琴子さんのとき、結婚=生活って話をしたけど、歳を重ねてからの恋ってなんだろう?
生きがい、気持ちの安らぎ・・・うまい言葉が浮かばない。
人間って奥が深い・・・

太郎に岡部との仲を聞かれ、「岡部は友達だよ。彼氏じゃないから・・・」と否定してしまう優。
あれ?岡部は岡部だったんじゃなかったっけ・・・
世間一般の「友達枠」にくくられてしまったんだ・・・
岡部も太郎の結婚が無しになったこと、知ってるのだろうが、誰から聞いたんだろう。
ランチに招待された事もあったのだから、太郎から?
それとも優から・・・ 
優からの描写がないって言うことは、岡部と優の関係は橋部さんの中では、まだまだ取るに足りないってこと?

ピントの合ってない2ショットの写真は、岡部の気持ちの表れ。
優ちゃん、察しておくれ・・・