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救命措置の成功率は救命措置をできる人間が多ければ多いほど上がる。医療者だけではなく学校やスポーツ関係者、公務員、会社ごとにトレーニングを課せる場所がカナダでは多くなった。AED機械もあちこちで設置されている。
で、アイスランドにきてキャンプ場(今回はモーターホームを借りてキャンプ地に泊まりながら国を一周するのだ)のオフィスにあった無料のトラベルガイドブックを貰った。アイスランド語で書いてあるから地図を見るくらい(文章を翻訳機能で読むほどの興味はなし)でパラパラめくっていて驚いた!
救急車の番号がドーンと書かれており、心肺停止の救急措置について絵付きで丁寧に書いてある。喉に何かが詰まった時の対応、赤ちゃんの対応、交通事故時の対応、脳梗塞の兆候や、エピペンを何に使うのか、骨折、出血、火傷、胸痛などなど14ページも使って書かれています。赤十字のようです。
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まあ、なんて良い策でしょう。慣れない土地に行く旅行中に起こった時、都市から離れて田舎にいる時に、救急車が来まで対処ができるかどうかで成功率は大きく変わります。トレーニングをしていないと、実際体や頭が動かないかもしれないけど、ないよりずっと効果的だと思います。
カナダと同じく人口が少ない土地の方が圧倒的に多い国アイスランド。良い策に感動したのでシェアしました。
冒頭写真: 4日目のハイライトは何と言っても4輪駆動のツアー。ハイランドと呼ばれるエリアを周る8時間のツアー。火山帯と言えば日本にも沢山名所があるし、ハワイ島へも行ったけれど、ここは凄い。様々な火山を見ることができる。2日目のヘリコプターから見た現在の噴火は予測がしやすいそう。しかし4日目に行ったエリアは予測なしに地震がドーンときて噴火が始まるとガイドが言っていた。ランチを食べている時に大きな物音と共に下から突き上げるような揺れが!びっくりしました。でもその後も何もなし。良かった〜
2時間半の自由時間は1時間のハイキングをして温泉と考えていましたが、あまりに景色が素晴らしく、温泉は諦め。でも大丈夫。温泉はあちこちにあるからまだまだチャンスがありますが、この地へは四輪駆動でしか来れない、、、。その理由でハイキングのみに。それでも全部は回りきれず、また来たいなあ、と思わせる場所でした。
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