一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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向井亜紀さんの判決に思うこと…

2007年03月24日 09時59分22秒 | その他
こんにちは、清水です。


本日の新聞に向井亜紀さんの最高裁の判決が大きく出ていました。
私の住まいの考え方の前提には、大きな意味でそこに住まう子供や出入りする子供たちのことを考えているので、こういう子供絡みの内容は、つい真剣に読み込んだり聞きいったりしてしまいます。

判決の是非は置いておいて、判断の基準となった判例が45年も前の、現状を予測していないものを取り上げていることに疑問を感じてしまいます。

法の精神や子供のことを考えると、現在の法の不備を指摘しているように
裁判に長い時間を掛けている割りに、法の精神よりも判例主義や形式に重きを置いてることが何となく、残念です。

毎日の仕事を通してでも、建築基準法のその解釈や適用、指摘において、同じような疑問を抱くことは度々あります。

建前、形式主義、責任逃れなど、社会という大きなシステムの中では、確かに必要で多少の弊害が出ても秩序の維持のためには、止むを得ないことも多いでしょう。


大切なのは、日々の我が身の行動と考え方を振り返りながら、自身がそういう考え方や行動に陥っていないか常に反省すべきだと感じながら、(やはり人間は、つい安易に流れます)車を運転して事務所に来ました。


本日も気持ちを新たにして、これから打ち合わせと現場確認を行います。





横浜市 住宅設計 ミタス 一級建築士事務所

コメント
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