一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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リフォーム解体後

2013年10月22日 09時54分06秒 | 住宅リフォーム・耐震
▲内部をすべて剥がして、補強、補修箇所を確認して指示します



2013年10月21日(月)、

先週から始まったリフォーム解体の剥がしが終わったので

私とスタッフ2名、職人さんに集まってもらい、
確認と指示をしました。

工事内容はスタッフから現場で説明し、

剥がしてみないとわからない部分、
補強、補修すべき箇所とその方法、
工事順序などは、私が指示をします。



住宅リフォームは、これが新築より何倍も難しいのです。

これを行わない、または見てもこの判断が正しくできない、
ということが多いため、とんでもないリフォーム工事になっている
ことは、まだまだ多いと思います。


 

▲スタッフからの工事内容の説明と確認



▲スコップを借りて、
基礎の状況を確認するため
掘ってみました。




▲▼私からの指示







▲お客様がいらっしゃったので、
簡単に状況を説明しました。




▲雨漏れしています。
こういう箇所が6個所ありました。

これも補修が必要ですが、
工事方法を示して、
正しく行われているか確認する
ことが必要です。




▲絶対、やってはいけない場所の基礎のハツリ(穴あけ)

床下換気口の下を設備屋さんが、
基礎の下に穴を開けて配管を
外に出しています。
ここは絶対いけません。
すぐに基礎が折れます。

新築時か、昔リフォームしたときかは不明。
配管を撤去し、基礎の補強をします。





▲設備配管のために、土台も基礎もハツッています。
今でも平気で土台をハツル設備屋さんは多いです。
悪意はありません。それが普通だと思っています。




▲予想をしていましたが、
土台と柱が完全に腐っています。

他にも何箇所かありました。
交換して補強をします。




▲現場で、事前に決めた色サンプルを持参して、
確認しました。


他にも、基礎の親切、基礎の補強とその方法、
一部土台のジャッキアップ、

アンカーボルトの補強や、
既存構造体の金物を現在の新築と同じ考え方で
補強していきます。

そのための金物の種類の指示までして確認します。

毎日、スタッフか私が現場へ行きます。






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