一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

住宅現場のよもやま話(1)

2007年01月13日 11時25分00秒 | 建築家の日記
こんにちは、清水です。

本日は、早朝から現場検査、現場打ち合わせ、現場チェックと3軒続き、午後は事務所で設計の打ち合わせです。

現場監督からは、「朝早いのが好きなんですか?」と聞かれます。私も寒い冬はゆっくりしたいのですが、私の検査を合格しないとその次の工程には進ませない工事もあります。

午後とか朝ゆっくりに私が行くと、職人さんはその間工事をできずに待たなければなりません。それは申し訳ないので、早朝に行って検査をし、手直しさせるところは手直しさせ、職人さんが来る朝8時頃には既に終わっていて、スムーズに次の工事を行ってもらうためなのです。今はまだ朝の7時に現場スタートというと良い方で、夏になって、日が昇るのが早くなるにつれて私の朝一番の時間は早くなります。(笑)


ミタス一級建築士事務所では、隠れてしまう部分でこだわっている内容、構造、耐久性、防水に関することなどは、物凄く要求が厳しくうるさいのです。多分、こんなに具体的に現場でうるさい設計事務所の建築士は、なかなかいないでしょう。


「俺は30年間大工をやっているけど、そんなことを言われたことは一度もない。」「一流のハウスメーカーの下請けを長年しているが、そこまでは言われたことがない。」と何度も言われていますが、

こちらも内容的には後には引かず、ケンカせずに同じやってもらうなら機嫌よくやってもらうめに、へりくだるところはへりくだり、協力できるところは協力するのです。職人の一番嫌がることは、待たされること、指示がはっきりしないまま放置されることなのです。

本日の一番の現場も、私がチェックして現場監督と一緒に細かい部分の手直しを完了して、朝8時の職人さんを迎えました。

工務店はもちろん、ハウスメーカーでも他では決して言わないことでも厳しく主張しそれを押し通すために、譲れないところとどうでもいいところを区別して対応しています。



ミタス一級建築士事務所 清水煬二


神奈川県横浜市 注文住宅 住宅設計の ミタス 一級建築士事務所のホームページ 
http://www.mitasu.com/





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