みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。
昨日2007年9月26日の「デンマークで泊まったホテル」のブログは、写真がちょっと大き過ぎましたね。テクニックを駆使して大きな写真をお届けしたつもりでしたが、次回は、もう少し小さくしてみます。
さて、逗子市で300年住宅の工事が動き出しています。
施主が描いた看板には、「世界でいちばん小さい科学館」 と小さく描かれています。これは、個人の方が土地を購入し、地域の児童に科学を教えるために建てているものです。ご自宅で科学の実験などを地域の児童に教えている方です。常時開放できるように、こういう建物を造りたいとのことでした。
中古住宅が建っていた土地の購入時から相談にのり、設計、着工へとたどり着きましたが、完成、運営とまだまだいくつもの困難を乗り越え続けなくてはなりません。
スポンサーや公的な資金の援助を受けず私財だけです。援助を受けると、思うように運営できなくなるのが嫌だそうです。私がミタス一級建築士事務所で独立した理由と共通する点があるので、お気持ちはよくわかりますが、土地からですから、かなりの金額提供が必要でした。
完成すると、児童の図書コーナーなどは無料で開放予定とのことです。実験などを教える場合のみ実費を頂くようです。逗子市の広報にも大きく1ページで載り、地元では早くも注目されています。
海外出張から私が帰国した次の日に、この現場へ行き、基礎コンクリートに水を与えました。日本列島全体が、この時期にしては異例の暑さが続いていたようですね。東北の青森でさえ、9月20日を過ぎても摂氏30度を越えていたとのことでしたから。
▲ 基礎コンクリートに水を与えています
ベース部分のコンクリートを確認したら、一部で硬化不良を起こしているようでした。本日、型枠をはずし、再度確認しました。私の海外出張中に基礎工事が終わっている予定でしたが、工事が遅れて、基礎工事はまだ終わっていません。逆に私が確認できたので、良かったと思っています。
▲部分的に、このように表面の1センチ~2センチ程度硬化不良を起こしている部分がありました。表面が変色しているのがわかりますね。
今回の場合は、硬化不良部分はすべて取り除き、再度コンクリートを打設させます。確認できて良かったです。
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