ルクラシック

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八重山焼締三足香炉

2020年04月05日 15時50分06秒 | 骨董

八重山焼締三足香炉

18世紀頃。
某民芸館館長の私物であった八重山焼の香炉です。
磁器ような金属音がするほど堅く焼きしめられています。
出所からもわかるように、非常に希少なもので、
骨董市に行けばあるというものでもありません。
口径 約9.5-9.9センチ前後
高さ 約7.3センチ前後
底部に窯印あるいは陶工印があります。
水を入れた場合は底部窯ワレから漏れましたので、樹脂で埋めている状態です。

それでも水の場合は漏れるかもしれません(抹茶は漏れません)。

気になるかたは銀か漆でも蒔いてください。

もとより筒茶碗としてたのしむ予定でしたので、仕入れた当初の様相とは大きく変化しています。

ご売約

 

 

 

 

 

 

 

 

 


宮古式土器壺

2020年04月05日 15時22分54秒 | 骨董

宮古式土器壺

沖縄市のある民芸館から出たものです。

櫛目文のあるものは陶磁器の影響を受けたもので17-18世紀のものですので、

これはそれ以前のものの可能性があります。

焼成温度は800度前後であったらしいですが、

かなりしっかり焼きしめられています。

残存するものが少ないので、類例もあまりなく、

波状文のある壺が有名なくらいです。

口径 約6.3センチ前後

高さ 約10センチ前後

胴最大径 約13センチ前後

もれはありませんが、長時間水を入れているとしみだしがありますので、

花器として使用する場合は落としが必要です。

このままなでさすり眺めるのが一番良いかと思いますが。