ルクラシック

京都の骨董ルクラシックです。

尾呂焼 筒盃 茶器

2021年12月15日 07時52分42秒 | 骨董

尾呂焼 筒盃 茶器

 

江戸中の隠れ窯であった尾呂焼かと思います。

茶碗はみかけますが、このような茶器あるいは野香炉は初見、

文字通り「幻の」焼物です。

古老に訊ねると「これは野香炉だよ」とのことでした。

なるほど牙の蓋は、おそらくはそれほど古くない時代に本品用に誂えられたもののように見えます。

合わせではありません。

内側下半分は施釉がなく、経年による変色があります。

最後の画像の通り、口縁からニュウがありますが、短時間では漏れはありません。

当方的には筒盃として最適、

おそらく斑の筒より希少性が高いでしょう。

筒盃数寄として非常に好ましい姿です。

内部若干古陶にみられるにほいがありますが、嫌なものではありません。

箱もおそらく近年誂えられた共かと思います。

仕覆はありませんので、画像にない古布で間に合わせています。

口径 約5.1×4.5センチ前後

高さ 約6センチ前後

実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。

(モニターによってはオレンジ茶の部分の赤みがやや強く反映しているかもしれません)

サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。

時代産地は当方見解ですので、ご理解の範囲でお求めください。

古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。

ご売約

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


波佐見 染付 そばちょこ 筒盃

2021年12月15日 07時22分45秒 | 骨董

波佐見 染付 そばちょこ 筒盃

 
該当するカテゴリがないのと、広義では肥前磁器に含まれているかと思いますので、
伊万里のカテゴリに出品しましたが、
江戸後期ころの波佐見かと思います。
この時代の物はおそらく伊万里にまぎれこんでいるのでしょうが、
検索したかぎりではヒットせず、希少なものかと思います。
同時代の伊万里と採石をめぐって競争があったころのものと推測します。
 
伊万里と違い厚手、そして高台に砂が付着しています。
ピンホール、釉切れ箇所、高台付近焼成時のへたり等ありますが、
総じてグッドコンディションです。
コレクターのかたもいらっしゃるかと思いますが、
座辺、日々の独酌の友としておつきあいくだされば幸いです。
 
大盃、ロック、コーヒー、紅茶、
ふだん使いの湯呑みなど、用途はさまざまです。
頑丈さが特徴の波佐見、
がんがん使っていただければと思います。
 
口径 約8.4センチ前後
高さ 約6.9センチ前後
 
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
時代産地は当方見解ですので、ご理解の範囲でお求めください。