薩摩平茶碗
18世紀頃の龍門司系かと思います。
これほど茶渋がついていて、かつその色がこのように赤茶けているのは、
楽のかなり古い手のものなどに限られますので、
それよりも古いのかもしれません。
肌はやや鮫肌、といった感じです。
無骨で、男の茶碗といった趣ですが、
自分は好きです。
共箱がついています。
径 約11.4センチ前後
高さ 約5センチ前後
薩摩平茶碗
18世紀頃の龍門司系かと思います。
これほど茶渋がついていて、かつその色がこのように赤茶けているのは、
楽のかなり古い手のものなどに限られますので、
それよりも古いのかもしれません。
肌はやや鮫肌、といった感じです。
無骨で、男の茶碗といった趣ですが、
自分は好きです。
共箱がついています。
径 約11.4センチ前後
高さ 約5センチ前後
メソアメリカ土器
中南米紀元前500年以前の土器で、祭器です。
以前発見した類似資料を今回探すことができなかったのですが、
神に捧げる人肉を含む食物をこのなかに容れていたようです。
画像にありませんが、取っ手の破片も付属しています。
発送するのがこわくてオンラインにはあげていません。
パナリの壺よりもあぶなかしいブツです。
約24×20センチ
高さ 約14センチ前後
明代裂金襴
古渡りの明代裂金襴。
綾地半越地絡み。
この時代の裂の例にもれることなく、
箔糸の金はほぼ剥げ、その下の漆塗が露出しています。
一部はその漆も剥げ、下の和紙が露出しています。
両側が開いており、画像からはわかりませんが、
筒状のものを容れる裂にしたてられています。
約14.8×5.7センチ前後
李朝筒茶碗
朝鮮王朝時代18−19世紀頃、民窯の茶碗です。
発掘の手ではなく、
一般家庭にあったものが古物商の手に渡ったものかと思われます。
李朝陶磁器において筒型はきわめて稀、
本品は碗なりの筒ですが、それでもこのシルエットを目にされたかたは少ないかと思います。
高台がかたつきますが、
しっかり釉が生きている肌は魅力十分です。
全体に貫入があり、熱により変化します。
当方でも何度となく使用していますが、
今後の肌の成長がたのしみな茶碗です。
径 約11.1センチ前後
高さ 約7.6センチ前後
破損した保存箱がつきます。
ご売約済み
無地志野四方向付
桃山時代。
一二三美術店の亡き斎藤さんが所持しておられたものです。
約 8.9cm×8.7cm
約 高5.1cm
造りは薄く、碁笥底。
艶やかな肌はそれが400年前のものであることを思わせない。
現在は週末移動することが多いので、
旅茶碗として重宝しています。