小金井 サッカースクール A.C.Fonte

小学校1年生から3年生がメインで楽しく開催しています!これから始めたい!上手になりたい!そんな子待ってます♪

何の為の技術かを教える

2011-08-31 20:13:03 | 活動内容 2010.2~2015.11
さてさて、最近グループ戦術が私の中でとても良い効果が出てきているなぁ、と感じている日々です。振り返ってみると、これはほぼマンツーマンで教えていけるようなものなので、教えた選手名をこちらでメモを取るなり固定化していかないと差が出て練習にならなくなってしまうでしょうね・・・。



アップのリフティングから基礎練習も胸トラップからのボレーのみと出来ない事のみを今はアップにしています。リフティングもインサイドやアウトサイドやとのチャレンジという課題を出したり。まっちゃんからもステップトレーニングで子供に多くみられる「しっかりと切り返せない」ステップを直していきます。


そこからは基礎練習組はまっちゃんに、それ以外は私。


本当に基礎技術が足りないと思い知る事が出来ます。たまに、基礎組がだらけてきたら3対1をしてみても良い刺激になるかな?ふざけていたら、ステップアップは本当に出来ないよ、というメッセージを込めて。


まずは3対1から。鬼は3分交代×4人で12分を1セットの中で「こーいう時はワンタッチで展開してあげると、次ボールを受ける選手が良い状態じゃない?」とか「今のはファーストタッチをこっち側にしたせいでパスコースの選択肢を自分で一つ消している事になってない?(受け方の指摘)」また、「完全にパスカットされるDFをされている時は股を狙っても良いんじゃない?」とか「DFの間合い次第ではここで、判断を変えて切り返して展開するのはどう?」など。



3分の中で例えば、トラップをする瞬間に受け手が一瞬パスコースが見えて次の受け手が良い状態(どフリー)に気づいた→けどトラップしてしまい「あ・・・。」と。一旦プレーを止めて、


「何が「あ?」だった?」と聞いて「ワンタッチで展開すればよかった「あ」。」


「そーだね、気付けたから今はグッド。OK?自分の判断に対して体が反応しない、あるいは技術がついていかない。それも個人技術が足りていないってことだからねー」と。

 


また、ワンタッチで次の受け手に展開させたいなら向う側の足にパスを出すと展開しやすい。と教えた上で、ダイレクトで展開する事が出来なかった選手がいた時、コーチはどちらのミスなのか、しっかりと判断しなければならないと思う。全てオンザボールの責任にしがちなコーチはいまだ多いと思うが、私はその3対1の練習中に「はい、今のはパサーのミス。」「トラップミス」とどんどん判断していく。それもサッカーの奥深さの一つでもあると思う。ミスがどこから発生しているのか?の見極めが出来ない指導者は本当に多く、そんな指導者を見ると私は正直イライラしてしまう。


(今のがあいつのミスなら俺でも怒られるんだろうな~)とか思いながら。


次に3対2(私も入って)。間を通す事はある程度出来たりするが、ワンタッチを入れるとどうもパサーと受け手にズレがあることを指摘。なぜか?基本強めにワンタッチを入れないと通らないパスコースというのは、相手の足元に出していると思う、よって受け手はダイレクトが来ると感じたら出来るだけ動かないで対処した方が良いのかな?と。


また、選手に教えていても私自身が受け方に問題があったり、判断が悪かったりと何度かミスをしてそれを「悪い例」としてしっかり公表(笑)だから普段からの意識が大事になってくる。あ~俺がこーいうトレーニングずっとしたいな~と・・改めて思いました。



まだまだ、3対2で判断力と個人技術を上げていく必要がありますね。面白いですし、下の学年への目標設定も出来てきますね。

筋肉を知って自己管理能力を高めてほしい

2011-08-31 12:39:16 | 活動内容 2010.2~2015.11
あぁ、更新が出来ないとは・・・。


うーん、昨日来た5人の共通点は宿題終了って所かな??


筋肉についての勉強会。軽~く「つる」現象はなぜ起こるか?から始まって、ジュニア年代での筋トレに対して多くの指導者(大人)がノーと言う理由。正しい姿勢や知識があれば本当は行っても良いということを踏まえ「上腕二頭筋」に10キロのダンベルを持ってヒジや背中を動かさなければ60キロの負荷がかかる事を説明。熱くなっていたのは私だけというね(笑)そりゃそーだ。。


次に筋肉の種類。速筋と遅筋、それは白いのと赤い。疲れ具合、出せる力の大きさなどを説明した上で、今、足が遅くともトレーニング次第で今後の運動能力は変わってくるということを熱弁。


そして、筋肉痛と筋疲労の原因など。乳酸とかタンパク質で復活とか、色々。
で、たんぱく質を多く含む食べ物を「宿題」に、今後の食事に少しでも変化がでるといいなぁ、という狙いで。


アイシング、クールダウンをした方が良い理由や、ついでにRICEについても。私が何故ケガをした選手にすぐアイシングスプレーを渡す理由も。


最後に、トレーニングと超回復のグラフを書いて終了。まぁ無理は若いからって無理はいけないよっていうことを言いたかったのです(笑)あと、効果的なトレーニング方法をしていけば今後の伸び方も変わってきますからね。


自己管理能力が少しでも向上してくれると良いな。という狙いでの勉強会でした。まだまだ、勉強会での結果はでていないので、必要性の認知度が低いのですが今後とも継続していきます。