ピアノを弾くって大変なことなのだと思う。
普段レッスンでは、
まず第一段階として、片手ずつしっかり練習
⇒第二段階、メロディーパートを歌いながら
もうひとつのパート(初心者の場合はまず右手を歌いながら左手を)
弾くことを徹底させる。
《歌う》ということは
ただ、小さい声でささやくのではなく
ソプラノ歌手になったつもりで歌い上げることを確認する。
この段階でまず、余裕がないところは障害が出てくる。
その箇所だけ声が小さくなったり、
あるいは歌に気をとられて左手が弾けなかったり・・・・・。
これをしっかり自分で自覚して
この段階の練習をすれば大体両手はスムーズに合わせられる・・・はずだった。
ただ、最近
この段階を踏んでいても、なかなか
両手が弾けない生徒さんがいることがわかり、
いろいろ考えながらひとつの私なりの結論付けをすることが出来た。
ピアノを弾くというのは
いろんなことを同時進行でこなしていくことが必要だ。
ドレミを認識したり、音符の長さを考えたり、指使いを確認したり・・・
と、それだけを挙げるだけでも結構大変。
ただ、大体の生徒さんは 第二段階で
頭はこの一連の動きに慣れていく。
が、一部、この動きに慣れても、
スムーズに両手が弾けないという壁に
ぶち当たる生徒さんがいることがわかった。
以前、『話の聞けない男たち、地図の読めない女たち』
という本が流行った。
私も この本は興味深くて、
何度も繰り返して読んだことがあるけれど、
その中に
《男の人は、ふたつのことが同時に出来ない》
と言うようなことが書かれていた。
たとえば、女にとって
食事を作っている最中に電話がかかってきても、何のことはない。
炒め物をしながらお友達との会話も楽しむことが出来る。
でも、男の人はそうではないらしい。
野菜をいためる手が 止まってしまうだけではなく、
電話の相手が何を言っているかすら
理解できなくなるというのである。
全ての男の人がそうかどうかわからないが、
少なくとも、主人を見ている限りにおいては
この本に書かれていることは全て当たっている!!!。
ということも 照らし合わせて、
じゃあ、どうしたら弾けるようになるか?
まず、必要なことは
両手を出来るだけ合わせることに時間をかけること。
頭でうんぬんではなく、無条件にその音につながるよう
ただ、ひたすら訓練をつまなくてはいけないと感じた。
結局片手を弾く時は《彼ひとすじ》でいいのである。
でも、両手を弾くためには《彼のことも考えながら、
自分の会社での仕事も普通にこなして》いかなければならないのだから。
次に、左右の動きを邪魔する要素を徹底的に排除する必要がある。
動かない指は動くようにハノンを使うとか、
指の守備範囲が狭い生徒さんは
指を広げるようにお風呂で頑張ってもらう・・・
と言った マイナス要因を具体的に提示してそれを改善するべく伝えた。
A子さんの場合は前者、B男さんの場合は後者がネックだと思い、
そのことをお伝えした。
両手を弾くというのは、本当に大変なことなのだと
最近のレッスンでしみじみ感じている。
普段レッスンでは、
まず第一段階として、片手ずつしっかり練習
⇒第二段階、メロディーパートを歌いながら
もうひとつのパート(初心者の場合はまず右手を歌いながら左手を)
弾くことを徹底させる。
《歌う》ということは
ただ、小さい声でささやくのではなく
ソプラノ歌手になったつもりで歌い上げることを確認する。
この段階でまず、余裕がないところは障害が出てくる。
その箇所だけ声が小さくなったり、
あるいは歌に気をとられて左手が弾けなかったり・・・・・。
これをしっかり自分で自覚して
この段階の練習をすれば大体両手はスムーズに合わせられる・・・はずだった。
ただ、最近
この段階を踏んでいても、なかなか
両手が弾けない生徒さんがいることがわかり、
いろいろ考えながらひとつの私なりの結論付けをすることが出来た。
ピアノを弾くというのは
いろんなことを同時進行でこなしていくことが必要だ。
ドレミを認識したり、音符の長さを考えたり、指使いを確認したり・・・
と、それだけを挙げるだけでも結構大変。
ただ、大体の生徒さんは 第二段階で
頭はこの一連の動きに慣れていく。
が、一部、この動きに慣れても、
スムーズに両手が弾けないという壁に
ぶち当たる生徒さんがいることがわかった。
以前、『話の聞けない男たち、地図の読めない女たち』
という本が流行った。
私も この本は興味深くて、
何度も繰り返して読んだことがあるけれど、
その中に
《男の人は、ふたつのことが同時に出来ない》
と言うようなことが書かれていた。
たとえば、女にとって
食事を作っている最中に電話がかかってきても、何のことはない。
炒め物をしながらお友達との会話も楽しむことが出来る。
でも、男の人はそうではないらしい。
野菜をいためる手が 止まってしまうだけではなく、
電話の相手が何を言っているかすら
理解できなくなるというのである。
全ての男の人がそうかどうかわからないが、
少なくとも、主人を見ている限りにおいては
この本に書かれていることは全て当たっている!!!。
ということも 照らし合わせて、
じゃあ、どうしたら弾けるようになるか?
まず、必要なことは
両手を出来るだけ合わせることに時間をかけること。
頭でうんぬんではなく、無条件にその音につながるよう
ただ、ひたすら訓練をつまなくてはいけないと感じた。
結局片手を弾く時は《彼ひとすじ》でいいのである。
でも、両手を弾くためには《彼のことも考えながら、
自分の会社での仕事も普通にこなして》いかなければならないのだから。
次に、左右の動きを邪魔する要素を徹底的に排除する必要がある。
動かない指は動くようにハノンを使うとか、
指の守備範囲が狭い生徒さんは
指を広げるようにお風呂で頑張ってもらう・・・
と言った マイナス要因を具体的に提示してそれを改善するべく伝えた。
A子さんの場合は前者、B男さんの場合は後者がネックだと思い、
そのことをお伝えした。
両手を弾くというのは、本当に大変なことなのだと
最近のレッスンでしみじみ感じている。