【赤羽】コーチングを使ってお子さまの可能性を伸ばすピアノ教室★松本美和ミュージックアカデミー

自分で考え、行動できるお子さまに育てるために、開けてみませんか?音楽のとびら

病院での悲しいできこと

2012-04-09 08:44:16 | 日記
私は なにかあるとすぐに胃にくる。

ただ今回
子供たちが受験のときは痛みもなにもなかったので
(こんなこともあるんだぁ~)
と ホッとしていた。

でも そうは問屋が卸さなかったようで・・・

レッスンの途中から 胃がしくしくと痛み出して
とたんに憂鬱になった

このままだと また夜が大変になる
胃痙攣のようになってしまうと 眠れない・・

せめて 薬でもあれば・・・
あー 今日は運が悪い
最後のレッスンは大人の方
終わるのは8時半
順調にいっても病院は終わってる・・


と・・・
最後の生徒さんが残業で来られないとのメール
急いで支度をして19時までの病院に駆け込んだ


終了10分前
待ち時間は30分だと出ていたが 診てもらえるんだったら
もちろん どれだけでも待ちますよ~

ってことで
隅っこの椅子で 体をのけぞらせながら ひたすら順番を待った

名前が呼ばれ 診察室の中へ・・・

【こんにちは】と入室すると 返事こそあったものの
先生は カルテを覗いている。
毎回 同じ症状で来るので きっと 内視鏡の結果など
見ているのかと思い 診察椅子に座って様子をうかがっていた

【どうしましたか?】

いろんな質問はされるけれど 一度も こちらを見ない・・

【昼間からだんだんと痛みが出てきて・・・】

【そうですか じゃ 薬出しておきましょう】

【あのー結構痛いんですが その薬 どのくらいで
 効き目出ますかね?】

【いやーそんなこと言われても人それぞれだしわかりません】

【そうですか・・ 注射とか ありませんか?】

【この状態で 注射は禁忌なんですよね
 それが 常識なので・・・】

【前に 夜中に救急でよその病院にかかったこともあるので
 できれば 痛みが強い時に 頓服の薬 ありませんか?】

【ないですね~】

【わかりました。 あと内視鏡の予約も入れたいんですが】

【予約 入るかなぁ~
 あとで 電話で予約なさったほうが 確実だと思うんですが・・・】

この間 彼は一度も 私のことを振り向かなかった
もちろん 触診などもやらなかった。

私も以前 看護師として働いていたこともあり
少しは 医学的な知識もある。

触診で触っても よほどのものがない限り
重大な判断材料にならないことも知っている。

ただ 彼は 医者なのだ。

私は このあと 隣で診察されているもう一人の医師に
もう一度診察してもらえるように 頼んだ。

私たち患者は 病院に安心をもらいに行くのだと
私は 医療現場を離れて 初めて知った。

もちろん 痛みを取り除いても欲しいし
専門家の目から見た症状への 根拠ある説明がほしい。
安心感がほしい。

でも 彼の診察において 私が提供を受けたのは
内服薬の2種類だけ。

まだ 新米のドクターならいざ知らず 私は彼を
この病院で かなり前から知っている。

別に医者だから 神様になれと言っているのではない。
医者も人間だ。
疲れるのも 当然だ
それが 人の命を預かっているのなら 神経をすり減らして
へとへとになることも十分理解できる。

ただ 医者の前に人間であってほしいと
弱い立場の人間である昨日の私は とても悲しかった。

彼が このあと どんな医師になるのかは
今後 絶対に
彼の診察を受けるつもりのない私には知るすべはない。

もし 彼が これからも医師という人間を相手にした職業を
これからも 続けるのであれば
もう少し 彼自身が 人間的に成長して
目の前の患者さんの 少なくとも一度は 目を見て
診察をしてほしいと そう思った。

私も 人間を相手にしている職業
今回のことを 自分の問題としても受け止め
今日から 気持ちを新たに 生徒さんと接していかなきゃ!
と思った 一日でした


長文 読んでいただいて ありがとうございました