今年最後の『風~fu~』の依頼演奏、無事終わりました。
鈴鹿にある「ぐみの木ほいくえん」の園庭開放、0歳児の日におじゃましてきました。
保育園に入っていくと、昔ながらの乳母車や虫とり網などにキュン!
忘れていた過去が蘇ってきました。
演奏はキラキラ星からスタート。
中国曲やジブリの曲など、全部で7曲。
お母さんたちは赤ちゃんを抱っこしながら、体を揺らして聴いていただいたり、動き回る子どもを追いかけながら、耳を傾けていただいたり…
寝てしまった赤ちゃんや、楽しそうに笑う子どもたち。
司会の先生からはうれしい感想をいただきました。
二胡の演奏に、人生のすべてが入っているような深さを感じましたと。
最近特に感じていたこと。
偶然にも私達は子育てでとても苦しんだという経験を持っている。それでも大丈夫なのだということを、若いお母さんたちに伝えていきたいということ。
それが今日、演奏とMCで伝えることができて、ちゃんと心に届けることができたのだととてもうれしく感じました。
私達は一人でがんばってきたけど、一人ではなかった。たくさんの人に助けられてきた。
そのときそのとき、一生懸命向き合い、乗り越えてきた。
そして、子どもの成長の力を信じて、ここまで来れた。
今子育てで悩んでいるお母さんたちの、何か小さなきっかけになればうれしい。
温かい優しい時間を過ごすことができました。
手作りおやつの御平餅もいただいて。
一人で悩んでいないで、こういう場所に出てきて、愚痴をこぼしたり、吐き出してほしい。話を聞いてもらえるだけで、そして、自分だけではないと思えるだけで、乗り越えられたりする。
子育てに必要なのは、助けてと言える能力なのだと何かで聞いたことがある。
素敵な保育園でした。
今もこういう場所があるということ、うれしく思いました。
また機会があれば、おじゃましたいと思います。
ありがとうございました!