ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

美しいものをみた

2020-04-21 21:20:43 | 時は輝いている

一日中曇り、夕方から晴れ。20-11℃

午前中、定期的に行っている歯科受診の日だったが、出掛ける支度をしているとLINE、その医療従事者の親友に、「今回はキャンセルするように」と言われる。

不要不急ではなく必要だが、火急ではない。

まぁ、申し訳ないのですが、「熱がある」と言ってキャンセルしましたよ。

実際は、無いのですが。

Amazonも大混雑しているようで、いつも通りに餌も届かないし、もう平常ではない模様。別の在庫の療法食で何とか誤魔化している。

 

 

今日は室内は20度以上あるのに、寒くて仕方がない、何故だろう?

ただ猫の体感温度は目安になる、猫が布団にしがみついている時は、大体寒い。

そして結局、一日中コロナのニュースを、ダラダラと台風情報のように見てしまうのだ。少しでも朗報はないのかと。

ただし、好きだから練習だけはした。

今は、何ともならない、どうでもよい、限りなく閉塞感しかないが、一つのニュースが私の心を明るくしたから。

猫の給餌も何回も、何回も、これももう辛い。寝れる時は30分でも寝る、自分がつぶされる。もう生活のリズムが掴めない。

 

さて、そういう希望の無い中、本題です。

昨日の朝刊の話になりますが、私は今回のイタリアを襲ったパンデミックでの数多くの死亡者数を聞いて、

例えば「有名な塩野七生さん、ヤマザキマリさんなどがご無事なのか?」と想像したとともに、

イタリアは楽器の街であり、(特にクレモナは、ストラディバリウスなどのバイオリンで有名)多くの楽器職人が今回、犠牲者になられたのではないかと、ひそかに心を痛めていた。

そして、向こうの楽器の博物館の学芸員さんは、皆、楽器を弾いくメンテナンスも仕事だと、ここまでは音楽エッセイで読んで知ってはいた。

今回、昨日の記事で、かのクレモナの「バイオリン博物館」には、日本人バイオリニストがいらっしゃることを初めて知ったのです。👇

https://www.ytv.co.jp/chikyubin/oa/article20170625.html

 

この白黒写真だけで「美しい」と私の心は震えた。

今朝、動画を探すと、もう動画が上がっていた。ご本人のツイッターもあった。

パンデミックで自粛、人影の消えた美しい街中を見渡し、とにかく美しい名演奏が響く、

聴いている医療従事者の方の嬉しそうな顔、音楽の街のクレモナの雰囲気、そして音楽の癒しの力が良くわかります。

短い動画ですし、この現場の雰囲気を観るだけでも、聴いて損は無いです、是非ご視聴を。

 

Lena Yokoyama Violinist 🎻 🇮🇹

@lenayokoyama

"Audizione a Cremona" | Gabriel's Oboe - Ennio Morricone | by Lena Yokoyama | PRO CREMONA

Trio Kanon - 花音 -

@triokanon

 

 

辛い事ばかりで面白い記事は書けません、休むかもしれません、何とかボチボチやってはいますが…。

コメント (2)
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