軽井沢のいろいろ~♪ 軽井沢で静かに暮らす 深山のイノシシ があれこれ見たこと聞いたこと

軽井沢に静かに暮らす深山のイノシシが 軽井沢の春夏秋冬 今昔、あれこれ・・ 見たまま聞いたまま書いてるよ

 軽井沢のいろいろ 軽井沢の別荘地の真ん中に・・・

2020-04-13 | 避暑地 軽井沢のあれやこれ

前にお話ししたけれど、ひとり暮らしをしている仲良しのお爺さんがいる 

 昔は周辺に田畑が広がっていたそうだけれど、電車の音が聞こえ

反対側に背伸びすれば見えるところに道路が走り お爺さんのお家の他に

田畑はすっかりなくなっていつしか 小綺麗な別荘が並ぶ別荘地になったらしい

奥さんは数年前に亡くなって、近くの保養所に夫婦で住み込みの管理人をしている娘さんがいて

時々訪れて身の回りの様子をみて気遣いをしているようだけれど 

今のところ、田畑も荒らさず 何でもひとりでやっている

お孫さんも複数いるようだけれど、それぞれ就職したり  進学で上京したりで 

帰って来た時に訪ねて来るくらいの年齢らしい

敬老の日の似顔絵が何枚か、壁にかかっている

広い敷地に沢山の花木や、食べるには充分すぎる野菜やお米も作っていて

周辺の別荘や 訪ねて来る人に毎年当てにもされているらしい

ボクが通りかかると 縁側で胡坐をかいて老眼鏡に虫メガネ・・

熱心に何か読んでいる顔を上げて 

「 おっ まだ撃たれなかったか・・こっちに来い 芋でもやろう・・ 」と 手招きしてくれる

このお爺さんと話をしていると 軽井沢がどんなふうに別荘地になって行ったか

地元の人の暮らしぶりや、どんな人がどんな風に別荘に来たか・・昔はどんなものを食べていたか

会うたびに知らない話が聞けて楽しくて仕方がない

新聞や本は丁寧に読んで、定時のニュースは欠かさない様なので 

巷がどうなっているのかもよく知っているし

なんだかんだと声を掛けたり、訪ねて来る人も少なくないようだ

この縁側に居ると   テレビ番組の 「 ポツンと一軒家 」みたいだけれど

それは このお爺さんのお庭が広くて屋敷森に囲まれているから・・

その 広~いお庭の向こう側の小道を別荘地に向かって、外車が入って行くのが見える

お爺さんも、このお家も、いつまでもこのままいてほしいよ・・     

 

コメント
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