旧軽井沢のメインストリートを 碓氷峠の方に向かって上がって行くと
左手につるやホテルがあるあたりから上は目立ったお店も無くなって別荘地が続く
道路右手に芭蕉句碑や やがて軽井沢でも一番古いと言われるキリスト教会
ショー記念礼拝堂がある
その並び隣の別荘の敷地は 二手橋(にてばし)がかかる 矢ケ崎川までと広大で
「 A氏別荘 」と言えば 地元タクシーや観光関係者ならばそれと 思い当たるほど知られた
一軒の別荘の敷地だったんだ
手入れの行き届いた広い庭に 奥まった閑静な別荘
道向かいには 大宮御所 とも呼ばれた 皇室ゆかりのエピソードを遺す別荘や
外国人外交官が過ごした別荘などもあって 古き良き時代のエピソードにも事欠かない
どんな顛末で こんな風になったのか
さらに時代に合わせた 豪奢な別荘がお目見えするのか・・
久しぶりに通りかかると こんな風にただの空き地と化していて
ほど近い路傍に設けられたあの 芭蕉句碑の 「 馬おさえ ながむる雪のあしたかな 」
じゃないけれど
イノシシがあきれて眺める 空き地かな・・ だったな・・