冬などの早朝に山や森や木立 離山から三度山や 矢ケ崎山から浅間山麓・・
見渡す限りの風景の空に近い一帯に 白く霜が降りたというか水分が氷結して
純白で朝日や時間を追って広がる陽ざしにキラキラ輝いて 山から丘から白い桜満開の様で
息をのむような光景を目にする事が有る
樹氷というか 樹霜というのか
温かくなれば あっという間に融けて流れ落ち 元の枯葉色の冬景色になるのだけれど
今朝の軽井沢はどこもかしこも 早朝にこの景色が広がって
目にした人も 多かったんじゃないかな
だいぶ前に亡くなってしまった軽井沢のお年寄りが この純白のはかない光景を
「 なご の花が咲いた・・・」と言ったのを耳にして
聞き返したことがあったんだけれど
「 むずかしいことは知らないけれど 昔の年寄りが そう言ったよ・・・」とだけ言ったんだ
このところ 軽井沢の寒さがちょっといつもと違う感じがするんだけれど
明日の朝も 今朝のあの 辺り一面純白の光景が、見られるかしら
今夜は 早く寝ようっと