酒とサカナとたびの空

日常の飲み食べや、たび空からの忘備録

高湯温泉 安達屋旅館(夕食編)@福島県福島市

2020-09-14 21:33:00 | 福島の旅の空
II あくまで湯が主役!正しき温泉宿

福島駅で温泉宿までの乗合バスを待っている。

既に先客も多く、まぁ、座れないだろうなぁ。

後続も続々並び、今度は一台で乗り切れるかが不安になったが、到着したバスになんとか全員乗り切り出発。

車内は混み合い、立ったまま40分ほど。
途中から山道を揺られ宿に到着。

山に入った時から、車内に立ち込めていた硫黄の香り。

バス停を降りた時には、全身に浴びたその香が既に効能ありそうな程だ。

チェックインを済ませ、部屋に入ると、予約プランに含まれていたフルーツタルトが準備されていた。

予想以上に立派なタルトにびっくり。

タルトもそこそこに、自慢の温泉へ。

自家源泉による混浴露天風呂も野趣があって良いが、内風呂のその設えや浴槽に蓄積された温泉成分に気分が高揚する。

とても良い湯だった。
この温泉だけでも満足できる程。

が、飯も大事ですね!

夕食は囲炉裏の半個室タイプ。

飲み物は、これも宿泊プランに含まれていたロゼのハーフボトル

この日の献立

前菜
サーモンタルタル、ムール貝香草焼き、芽キャベツ、ラディッシュ、野菜ディップ、蓮根チップ

造里
雲丹、縞アジ、紋甲烏賊

山の温泉宿でも美味しい造りだ。

焼物
岩魚、伊達鷄、エビ芋

軍鶏つくね

蓋物
蟹真丈蕪みぞれ餡

具には蕪の葉、大黒しめじ、筍、針生姜

洋皿
ヒメジのソテー長葱クリームソース

ソースに白味噌が効いていて、洋皿ながらしっかりとした日本料理になっている。

強肴
えぞ鹿のロースト
(画像忘れ)
柔らかく、もちろん臭みはない。

鍋物
自然薯鍋

食事
ご飯は県産のこしひかり




夕食は味、量はもちろん、レパートリーにも富み飽きさせない。
期待を上回るおいしさだった。

食事処から、大型囲炉裏のフロント前に移動。
甘味
レアチーズフルーツソースとコーヒー



さぁ部屋で少し休んで、寝る前にもう一度温泉を堪能しよう。

20200124