海外通の方のコメント(Rugby-Eyeより)
トンガの勝利がやっと報じられました。
15-16からラツのトライ、コンバージョンで22-16と逆転、ダメ押しトライは
タイオネだったようです。堂々4トライの快勝で5ポイントを獲得、暫定4位に
順位を上げています。
日本としては敗れても1ポイントを取れば、得失点差で最下位は免れる状況
ですが、32点以上の得点差を付けて5ポイント勝ち(3位)を期待したいです。
さて、今日はここから本題。「ラグビーってルール難しいから」って言われる
ことが多いんですが、この秋一段とややこしくなる話です
今年のスーパー14から試験的ルール(以下ELVs)の採用と言うことで
海外ラグビーファンにとっては、全く違うルールでのラグビーを見せられる
1年となります。
来年の7月前、世界各地で試験的ルールに対応して試合が行われ
来年9月に正式なルールとして決定する(予定)そうです
9月のトップリーグでは、スーパー14とも異なるルールとなります
例えばいくつかの反則を除いて FKでリスタートすることは採用されません
主な変更点は以下の通りです(ラグビーマガジン8月号より)
( )内は個人的な感想等です。気にしないで下さい
1.オフサイドラインは、スクラムから5m背後となる
2.SHのオフサイドラインは従来と同じとするが、スクラム近辺にいない場合
5m背後に下がる
3.「モールに参加するプレーヤーは、頭と肩を腰より低くしてはならない」と
いう条文を削除する
4.プレーヤーは、モールを引き倒して防御してもよい
(この条文って結構大きい変更になりそう。モール主体のチームは
方針変更が必要かも)
5.いずれのチーム側にもラインアウト構成人数に制限はない
(ラグビー初めて最初に教わった事のひとつが、ラインアウトは人数
合わせないといけないでしたが、時代は変わるものです)
6.ラインアウトによるボールレシーバーは、2m離れなければならない
7.ボールをスローイングするプレーヤーに相対する防御側プレーヤーは
タッチラインと5mラインの間に位置し、かつ5mラインから2m離れな
ければならない
8.リフターはスローインより前にジャンパーに対しプレグリップしてもよい
9.ジャンパーのリフティングをしてもよい
10.クイックスローインはゴールラインに平行か、または自陣ゴール側に
向ってであれば、投入してもよい
11.自陣22m内に持ち込んだボールをキックし、ダイレクトでタッチを
割った場合は、蹴った地点でのタッチとなる
(これで、ボールを回すことになって面白さが増しそうです)
12.コーナーポストは、タッチインゴールとはみなされない。ただし
ボールが地面に接地と同時にポストに接した時は除く
13.アシスタントレフリーは、試合の主催者の要求にしたがって、いかなる
方法によってもレフリーをアシストできる
→従来のタッチジャッジの権限強化
(TJの名前がなくなるのは、ちょっとさびしいかも)
結構大幅な変更になります。レフリーの方は対応が大変ですね
追伸:先日、藤沢の方で、広瀬選手の引退試合が行われて、数名の
友人たちが駆けつけました。手作りの試合でよかったそうです
数年後には、指導者として帰ってこられる日を待ちたいですね
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