たとえ持っていかなくてもお弁当は作る！

今日、主人がお休みをとりまして・・・

朝、お弁当を作っているところにやってきて

「持っていくかどうかわからないお弁当作ってんの？」
「そうだよ。虚しいけどね」
「だったら、作らなきゃいいじゃないの？」


お昼ご飯の時・・・

テーブルに乗ったままのお弁当を見て

「どうぜ持っていかないんだから、作ることないよ」
「だって、持っていくかもしれないもん」
「持っていくかどうかわかんないのに、お弁当なんて贅沢だ。
なんか簡単なもの、食わせておけばいいんだ」

イライラした口調。
ケン太が学校をお休みしたことで心が波立っているんだろうな。
お弁当に当たってるのがわかる。

だって、持って行くって信じたいんだもん。
作っちゃだめなの？
行かない前提で作らないでおこうとか、
そんなふうに思いたくない。。。

スーパーに行けば、お弁当、何にしようって
思う私がまだいるんだから。

なんか、悲しくなる。

ケン太がお休みすると、それだけで気落ちするのに、
主人のイライラまで感じなければならないから気が滅入る。



ケン太は昼過ぎに起きてきて、お弁当を食べた。

簡単なものでもいいけど、一応、品数を揃えて
栄養のバランスも考えて使っているお弁当。

食べる場所は、今日は学校ではないけれど、
ケン太の身体の栄養となってくれるからいいんだ。



先週、教科書を持ち帰ってきたケン太。

テスト１週間前から勉強しなきゃ・・・という言葉は
どこかに忘れ去られてしまったようだけど、

夜、教科書を自分の部屋に持っていった。

きっとテストは受けると思うよ。





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