体育祭のシーズンですね。
もし「体育祭は休むから・・」と子どもが言ってきたらどうしますか?
これはお友達のお話です。
高校2年生の娘さん。
少し不安定な面があり学校をお休みしてしまうこともありました。
体育祭にも気持ちが向かわず、そう言ってくるのも想定内のことでした。
これまで学校をお休みした時には、話を聞いてあげたり、何処かに連れ出したり、
機嫌とりをし、翌日に影響がでないようにしていたそうです。
早めにリカバリーして、次の日は行ってほしい!
親の気持ちとしてはそうですよね。
ただ、母と娘の距離が近く、共依存であり、
「運動場に行きたくないんだけど・・・」と母の反応を求めてきたり
「行けというなら行く」というような、自分の意思で動けていないことがあり、
これまでの対応ではいけないという思いはあったようです。
そんな、娘さんが、先日、学校をお休みしてしまいました。
朝「行きたくない」と涙をうかべる娘さん。
でも、夕方には、「寝たからすっきりした。もう大丈夫」と。
お休みは、いい気晴らしになっているだけなのかも・・・
機嫌をとってあげれば、娘さんは嬉しいだろうし、リカバリーも早いかもしれないけれど、
この先、お休みが多くなってきたら、どこかで行き詰ってしまうかもしれない。
ご夫婦で相談の上、お休みしたら親からの発信を無くし、娘さんに考えさせよう。
自分で考えて自分で答えを出せるように・・・
共依存を断ち切っていく対応に切り替えることに決めました。
そしてついに・・・
「体育祭、休むから」と娘さんが宣言。
その言葉に何も言わず、ただ悲しい顔で黙っていたそうです。
娘さんは、
「何故、黙っているのか」
「何故、休みたいか聞いて欲しい・・・」
それでも下を向いて黙っていると
切々と何故、行きたくない理由を吐き出してきて、
「何か言ってよ!!」と何度も。
「何も言えないよ。悲しいだけだよ・・・」と返したそうです。
「運動会に行かせたいなら行けと言ったらいい」
「認めない、出席しろと言われたら出席する」
その言葉には
「決めるのは○だよ。行くか行かないか、お母さんが決めることは出来ないよ」
すると、
「さっきまではもう行かないと決めていたけど、当日まで保留にする。
そこまで譲歩するから、この話は止めてほしい」
と言ってきたそうです。
そして、その後、少し沈んだ表情ながらも、母親にいろいろ話かけてきたそうです。
母の反応がいつもと違うから気になるのでしょうね。
「もう見捨てられたかと思った」とも言っていたそうです。
そこをご主人が
「違うよ。お母さんは○を一人前と認めたんだよ」とフォローしてくださったそうです。
すると翌日・・・
「体育祭休むと、点数をたくさん引かれちゃうんだって。補習がめんどくさいから体育祭出るよ!」
と言ってきたそうです
その後、親から「車で送ってあげる」と言うのも止めたら
自分で自転車で出て行くようになったそうです。
親が何も言わなければ、子どもはちゃんと自分で考えて動くようになるんですね。
不安定な時こそ、何も言わないのは怖いし、とても勇気がいることだと思います。
でも、勇気を持って対応したことで、子どもが本来持っている姿を引き出すことができたんじゃないかと思います。
話を聞いてあげることは大切なことではありますが、依存が強い場合には、
聞きすぎないようにすることも必要なんだと思います。
子どもの問題を親の問題にしてしまってはいけないしね。
彼女はご主人とよく話合いをされていて、子どもの対応について方向を同じくしています。
夫婦が違う方向を向いていてバラバラな対応をとると、子どもは混乱するし、問題解決も難しくなりますからね。
我が家がいい例です・・・
まだまだ不安と向き合っている彼女ですが、対応がブレなければ、きっといい方向に向かうはず・・・
ずっと応援しています。
ランキングに参加しています。
ポチよろしくお願いします
↓
にほんブログ村
コメントにはお名前をお願いします。
お名前がない方へのお返事は遠慮させていただきます。
もし「体育祭は休むから・・」と子どもが言ってきたらどうしますか?
これはお友達のお話です。
高校2年生の娘さん。
少し不安定な面があり学校をお休みしてしまうこともありました。
体育祭にも気持ちが向かわず、そう言ってくるのも想定内のことでした。
これまで学校をお休みした時には、話を聞いてあげたり、何処かに連れ出したり、
機嫌とりをし、翌日に影響がでないようにしていたそうです。
早めにリカバリーして、次の日は行ってほしい!
親の気持ちとしてはそうですよね。
ただ、母と娘の距離が近く、共依存であり、
「運動場に行きたくないんだけど・・・」と母の反応を求めてきたり
「行けというなら行く」というような、自分の意思で動けていないことがあり、
これまでの対応ではいけないという思いはあったようです。
そんな、娘さんが、先日、学校をお休みしてしまいました。
朝「行きたくない」と涙をうかべる娘さん。
でも、夕方には、「寝たからすっきりした。もう大丈夫」と。
お休みは、いい気晴らしになっているだけなのかも・・・
機嫌をとってあげれば、娘さんは嬉しいだろうし、リカバリーも早いかもしれないけれど、
この先、お休みが多くなってきたら、どこかで行き詰ってしまうかもしれない。
ご夫婦で相談の上、お休みしたら親からの発信を無くし、娘さんに考えさせよう。
自分で考えて自分で答えを出せるように・・・
共依存を断ち切っていく対応に切り替えることに決めました。
そしてついに・・・
「体育祭、休むから」と娘さんが宣言。
その言葉に何も言わず、ただ悲しい顔で黙っていたそうです。
娘さんは、
「何故、黙っているのか」
「何故、休みたいか聞いて欲しい・・・」
それでも下を向いて黙っていると
切々と何故、行きたくない理由を吐き出してきて、
「何か言ってよ!!」と何度も。
「何も言えないよ。悲しいだけだよ・・・」と返したそうです。
「運動会に行かせたいなら行けと言ったらいい」
「認めない、出席しろと言われたら出席する」
その言葉には
「決めるのは○だよ。行くか行かないか、お母さんが決めることは出来ないよ」
すると、
「さっきまではもう行かないと決めていたけど、当日まで保留にする。
そこまで譲歩するから、この話は止めてほしい」
と言ってきたそうです。
そして、その後、少し沈んだ表情ながらも、母親にいろいろ話かけてきたそうです。
母の反応がいつもと違うから気になるのでしょうね。
「もう見捨てられたかと思った」とも言っていたそうです。
そこをご主人が
「違うよ。お母さんは○を一人前と認めたんだよ」とフォローしてくださったそうです。
すると翌日・・・
「体育祭休むと、点数をたくさん引かれちゃうんだって。補習がめんどくさいから体育祭出るよ!」
と言ってきたそうです

その後、親から「車で送ってあげる」と言うのも止めたら
自分で自転車で出て行くようになったそうです。
親が何も言わなければ、子どもはちゃんと自分で考えて動くようになるんですね。
不安定な時こそ、何も言わないのは怖いし、とても勇気がいることだと思います。
でも、勇気を持って対応したことで、子どもが本来持っている姿を引き出すことができたんじゃないかと思います。
話を聞いてあげることは大切なことではありますが、依存が強い場合には、
聞きすぎないようにすることも必要なんだと思います。
子どもの問題を親の問題にしてしまってはいけないしね。
彼女はご主人とよく話合いをされていて、子どもの対応について方向を同じくしています。
夫婦が違う方向を向いていてバラバラな対応をとると、子どもは混乱するし、問題解決も難しくなりますからね。
我が家がいい例です・・・

まだまだ不安と向き合っている彼女ですが、対応がブレなければ、きっといい方向に向かうはず・・・
ずっと応援しています。
ランキングに参加しています。
ポチよろしくお願いします

↓


