ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

担任から3年越しの返信が・・・

2015-10-24 23:20:03 | 家庭生活
今日、外出先から帰ってくると届き物が玄関に置いてありました。

主人が受け取ってくれたようです。

差出人はなんとケン太の中学校時代の担任。

包みは菓子折りで、手紙が同封されていました。








中学校時代、ケン太が不安定になり、
休みのたびに状況報告など、電話でお話し、
完全不登校になってからも、週に1回は訪問していただき、
お手紙を届けていただいたり、クラスの様子を伝えていただいたり・・・

どれだけお世話になったか、先生の貴重な時間をケン太のためにたくさん割いていただいたかわかりません。
感謝の気持ちで一杯です。

最初は会おうとしなかったケン太ですが、そのうち会えるようになり
最後は、先生のお力で卒業式の日に、式を終えた後ではありますが、学校に向かうことができました。

中学生最後の日に、不登校だったケン太が、登校して中学校生活を終えることができました。


その後、ケン太が高校に進学し、登校も安定してきて、
ボランティア活動や住み込みのバイトなど、頑張りを見せてくれていたので、
多分、ご心配いただいているだろう先生に、高校生活の報告と
中学校時代のお礼と、感謝の気持ちを改めてお伝えしたくて、手紙を書いたのです。

高校1年の秋だったと思います。
ちょうど3年前のことです。

先生のお手紙は、その時の私の手紙への返信でした。

手紙とお心づかいの品をいただき、ずっと気になっていましたので今さらですが送ります。

・・・と。

駅でケン太がボランティアをしていた時に、先生にバッタリ会い、
その時に一緒にいた高校の先生にも近況を伺った・・・などということも書いてあり、

それはケン太にも聞いていて、そういう事実は確かにあったようですが、

先生、その高校名、違いますって
ケン太の高校じゃないよ~

それに、私、品物送ったかな~
お手紙だけのような気がする

3年前のことだからよく覚えていないんだけどね。
まあ、いいか

ケン太には、「また会える時を楽しみにしている!」とだけ伝えてください・・・と。

いや、でも、私、先生に手紙を書いたことはケン太には内緒にしているので、
先生の伝言も伝えにくいんですけど

手紙書いたなんて言ったら、余計なことしたって怒られそう
自分のことを人に知られるのを極端に嫌うケン太だからね。

でも、荷物は主人が受け取っているし、先生から何か送られてきたことがケン太の耳に入るのも時間の問題かな?と思っていたら、

「さっきの荷物って親戚から来たんだろ?なんで送ってきたの?」

親戚?
あ、確かに私の従兄弟が先生と同じ名字だったね

「う~ん。なんでだろうねぇ」

ケン太が側にいたので、うやむやながらも咄嗟に親戚ということにしてしまったよ


やっぱり、ケン太に伝えるのは難しいな。
伝えられたら伝えるけどね。

先生にも、これ以上はもう連絡できないかな。
いい報告をして喜んでいただきたいのだけど、今の状況を考えるとね

でも、3年前のこと覚えていてくれて、気に留めていてくれて、
ちゃんとお返事くれて・・・

本当に嬉しかった。

でも、気にしつつ3年も経っちゃうなんて、先生って本当に忙しいんだね。

そんなにお忙しい先生なのに、ケン太の対応に一生懸命になってくださったんだなと
またまた感謝の気持ちが溢れてきました。

先生、どうもありがとう!





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