いい子であることを望まないで。

９月に入りました。

過ごしやすくなってきましたね。
朝夕は少し肌寒いくらいです。

皆さんのお子さんは、この新学期、どのように迎えられたのでしょうか。


昨日の朝、高校生の自殺のニュースが飛び込んできました。

９月１日・・・ですね。

日本の若者の死因のトップが「自殺」だそうです。
先進国の中で「自殺」がトップなのは日本だけだそうです。
２位との差もかなり開いています。

何故、そうなのかはだいたいわかります。

私が今の「不登校・ひきこもり」の場所ではなく、
「中学生の子」「高校生の子」のカテゴリーを選んでブログを書いていた頃。

学校に行けないなんて、我慢が足りないのでは？
親は何をしている？何も言わないの？
親も子も甘い・・・

そこまで露骨でなくても、根底にそれがあるのだろうなと感じるコメントは多かったです。

まず、普通からはみ出すことをよしとしない。

〇〇でなければならない。
〇〇するものだ。

それが強く渦まいていました。



新学期に「自殺」を選んでしまう子は、

不登校ではなくて
学校に行き続けようとする子です。
親に心配かけまいとする子です。

頑張り屋さんでいい子が多いように思います。

だから、なかなか親も周りもＳＯＳに気付けない。
本人が気づかれないようにしているからね。

だからだんだん苦しくなってしまう。
限界まで自分を追い込んでしまう。


いじめが原因の場合・・・

いじめっ子にどんなストレスがかかっていたのかと思います。
人を傷つけなければならないほどのストレスってなんだろうと思います。

昔のいじめは、ちょい悪の悪ふざけだったと思いますが、
今は、一見、真面目な優等生タイプだったりします。

なぜそんな子が？



いい子じゃなくていいんです。

親に心配かけていいんです。
親に噛みついていいんです。
やだ～って泣いていいんです。

それが子どもなのだから。

ダメなところがあっていいんです。
それが人間らしくていいんです。

親だってたいした人間じゃないんです。

だから・・・

どんな自分であっても
そんな自分でいいって思っていいんです。

この世に生まれてきただけで愛されているはず。

そのまま・・・でいいんです。


〇〇でなければならない？
〇〇するものだ？

そんなのに縛られるのは自分に自信がないからです。

人と同じことをしておけば安心なだけです。

誰かが望む人間がいいですか？


これでいいんだ！と思えたら
自分を好きになれます。

自分を好きになると、人を好きになれます。


自分を好きになって
やりたいと思うことができて

それを認めてもらえて
応援してもらえて

今度は自分が、人を認めることができて
応援することができて・・・

生きているっていいな・・・って。


そうであったらいいなと思います。




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