今日はとっても春らしくていいお天気。
気持ちよかったです。
でも、かなりの強風が~布団干せなかったなぁ~(笑)
「ひょっこり男」がやっと捕まりましたね。
4年前にも捕まっているのに、また同じことを繰り返している。
自分の住んでいるところでも、時間外にゴミを出したり、なにかとトラブルを起こしているようです。
「嫌がらせをすることで快感を味わいたかった」との供述。
「道徳を学び直させなければ」などという番組でのコメントがありましたが、
道徳から外れているということは当然、わかっていて、だからこそ、敢えてやっているんですよね。
「正そう」などというのはもはや通じないと思います。
なぜ、嫌がらせをしたいのか・・・まずは、そこに目を向けるべきではないでしょうか。
いつも気になるのは、その人の家庭環境。
やはり今回も問題ありの家庭でした。
両親とも子どもに関心がなく、親の愛情がもらえずにネグレクトを受けていた。
父親は真面目でおとなしい職人だが、母親はパチンコ店に入り浸り。
夫婦ゲンカがすさまじく、皿や鍋が外まで飛んでくるほど激しかった。
親子での旅行することはおろか、日帰りのレジャーや外食に出かけるのもなかった。
両親は近所付き合いはしない。挨拶さえもしなかったようです。
寂しそうにしている少年時代の容疑者に近所の人がキャッチボールしようと誘うと一緒にやったり、食事に誘ったりすると黙ってついてきたそうです。
少年時代を知る女性が 「あの子はかまってほしくてたまらないから、大人になってもこんなことをしているんだろう。かわいそうな子です」と言っていたそうな。
嫌がらせは、自己顕示欲の表れ?
「自身の存在価値を認められたい」という承認要求が、歪み、
「他者から注目さえ集まれば満足できる」という自己中心的なものになってしまったようにも思います。
少し前に話題になった、頂き女子りりちゃん
こちらも当時、家庭環境を調べていました。
やはり・・・でした
家族4人で何処かに出かけた記憶も、仲良く会話した記憶も、仲良くご飯を食べた記憶もなく、いつも暗い雰囲気が家の中にまとわりついていて、家族に「絶望」していたそうです。
そして、父親からは常習的にDVを受けていたとのこと。
「肌にライターの火をつける」「包丁でおどされる」「お前のこと殺すからなと言われる」など。
それも母と姉には手を挙げず、りりちゃんと愛犬のみ。
警察に「父親に殺される」と助けを求めたこともあったそうです。
中学生の頃、家にいるのが嫌で、知らない男性の家に泊めてもらうことも。これが援助交際のきっかけに?
18歳で家を出てからは家族と一切連絡をとっていないそうです。
このような家庭環境でなければ、このような事件を起こすことにならなかったのでは?
そう思ってしまいます。
留置所からの手記には・・・
信頼できる友達もいなくて、愛してくれる家族もいなくて、仕事場でも、うまくなじめなくて、「生きる意味って何なんだろ」と考えるようにもなっていた。そんな時、担当のホストの「エースになって」の言葉は、生気をよみがえらせる一言となった。
私はずっと誰かに必要とされ、役に立てる事を待ち望んでいたのです。 私は担当のエースになるべく、次の日には、昼の仕事を辞めて、 風俗店でお金をかせぎ始めました。私にとって、担当は「私の人生に生きる意味をくれた」崇拝すべき人物でした。私を生き返らせ、新しい道を歩ませてくれたのだから。
私にとっての「ホス狂い」像は、担当の目指している目標を自分が、自分の出来る限りの力を出して協力し、叶えてあげること。(目標というのは売上金額)だから私は、担当のために、人生かけて、自分の精神も身体もボロボロにして、たくさんお金を持ってくる所を、担当に、見てもらった。
歌舞技町には、自分の存在意義をみいだせなくて、「自分は生きる価値があるのかな」と悩んで生きている女の子が多いと思う。
そんな中、ホストクラブに入ったら、家族のように自分に声をかけて歓迎してもらえたら、「私、ここでだったら生きてていいんだ」と安心感をもらえる。 居場所とは、心のより所。「自分はここにいていいんだ」と思えるような場所が人間、1人、1つはないと、心が崩壊してしまうと思う。私には、それが、ホストクラブしか、わからなかった。
悩みがあったら、実際にあって話を聞いたりしていたそうです。お茶代は請求せずに。
同じ環境の女の子を救いたいという気持ちがあったようです。
「『本当の救いって一体何?』と考えるようになりました。私は今、それを追求していきたい。それが分かるようになったら、私と同じ境遇の女の子達に本当の救いを教えてあげられる存在になりたい」「もう誰も傷つけたくない。強く生きれる女性になります」
手記はこう締めくくられていました。
(手記は他の記事からの一部抜粋です。全部で75枚あるそうです)
ホスト以外の人間関係を構築した方がいいというアドバイスにより、ホスト通いを辞め、真面目に生活しようとしていたタイミングでの逮捕だったようです。
自分の生き方を見直そうとしてた、りりちゃん。
犯した罪は消えないし、償わなければなりませんが、親も無関係ではないと思います。
むしろ、親の方が罪深いのでは?
母親は情状証人を断り、法廷にも姿を現さなかったそうです。
なんか悲しいですね・・・
どんな子どもであれ、親は味方でいてほしいです。
少しでも親としての愛情を示してくれるだけで救われるのになと思います。
いつもありがとうございます。