MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ヘルベルト・ブロムシュテット指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 演奏会

2020-10-04 20:03:52 | 音楽夜話(クラシック)
18:03-19:56 11.03-12.56 ORF


ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番 ハ長調 op.72b
同:交響曲第3番 変ホ長調 op.55「英雄」
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
2020年10月4日 ウィーン、楽友協会大ホールから生中継


1927年7月11日(93歳)


プログラムに協奏曲はないのだろうか。
愚問だった。コロナ禍で、プログラムも変更されているかもしれない。


ブロムシュテット氏は93歳。世界を飛び回っているのだ。
ある意味本当にお丈夫でいらっしゃって、元気で長生きするのも
特技なのかもしれない。聴き始めたころにはもうガンガン活動
されてたし、今でもN響振りに来られるし。


そんなブロムシュテット氏だけれど、リハも含めて結構時間拘束
されたりするのだから、それは、協奏曲無くてもOKだろう。
贅沢言ってはいけない。


演奏はウィーン・フィルだから、短時間のリハーサルでも流してしまえる
曲なのだろうけれど、それはそれで契約書通りのリハをこなしたりするのだろう。
ウィーン・フィルは「わかっている」から、突っ込んだ物言いはしないかもしれないし、
伝統的な演奏は、ある意味氏の望むところなのかもしれない。


それ程スコアをいじっているようには聞こえないし、それでも気が入っていて真摯な
感じは伝わる。スタイルがスタイルだから、それでいいのだ。それを聴衆は聴きに来るの
だから。そういうコンサートがあってもいい。


終演後は、ブラボーが飛び、長い拍手が続いた。

10月4日生まれのベーシスト2人 エディー・ゴメス スティーブ・スワロー

2020-10-04 19:34:49 | 音楽夜話(ジャズ)
10月4日生まれのベーシスト2人 エディー・ゴメス スティーブ・スワロー




Eddie Gomez (Bass) 10月4日 1944.76歳おめでとう。


エディー・ゴメスというと、やはり、エヴァンスとのトリオ時代。
11年にもわたる活動が、一つのピークだと思う。その後は、
スティーブガッドなどとの活動とかいくつかポイントになるものは
あるとしても、われわれの年代だとそこが目に付いてしまう。
帽子をかぶり口ひげを生やし眼鏡をかけ、ある種のスタイルを
持っていたけれど、スタジオ・ミュージシャンとしても働いていたから
ある意味なんでも出来そうなミュージシャンなのかもしれない。
チック・コリアとのアルバムもあった。「フレンズ」と「スリー・カルテッツ」は
よく聴いた。フレンズのジャケットはカエルとウサギとイルカの陶器の人形。
外盤はキャラクターの人形。日本盤は使うにあたって、作者に承諾をとらなかった
関係で没になったらしい。それでカエル人形ジャケになったが、個人的にはこれが
オリジナルと思っていたからある意味問題ないのだけれど・・・。


フレンズ(外盤ジャケット)
https://www.youtube.com/watch?v=xxHpVLBIKUk&list=PL4PkYfa36f4boW2rpkDiEfiwrlKfU1Vad


Chick Corea-Three Quartets
https://www.youtube.com/watch?v=n8A-gAwVnfM&list=PLvxWibFr0wiKOyy4lwYc8zn6wnvsEMNJR


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Steve Swallow (Bass)  10月4日 1940. 80歳おめでとう。


カーラ・ブレイとの組み合わせが印象にある。
コンポーザーという感じがしているけれど、フリーもやるし
エレべも弾く。アルバムも結構出しているようだし。


Carla Bley & Steve Swallow LIFE GOES ON
https://www.youtube.com/watch?v=ElLEU9ry2-8


フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮バイエルン放送交響楽団演奏会

2020-10-04 19:08:42 | 音楽夜話(クラシック)
03:03-05:00 20.03-22.00 BR-KLASSIK


モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543
ヴェーベルン:9楽器のための室内協奏曲 op.24
モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」
フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮バイエルン放送交響楽団
2020年10月3日 ミュンヘン、ガスタイク内フィルハーモニーから生中継


自身で「世紀」というオーケストラを組織し活動もしている。当時の楽器を使って
楽譜も見直し、その時代の音楽を再構成する。解釈はいろいろあるのかもしれない
けれど、パズルを解くような作業はかなりあるのかもしれない。


今日は、モダンオケでのチャレンジ。
闊達な39番、早くはあるが、聴いてて引き込まれるジュピター。その中を取り持つ
ヴェ―ベルン3曲目に行くにあたってリセットするような近代曲。


これらのコンサートプログラムの組み立ても面白い。
意欲的に聴衆に働きかけている様子がわかる。
モーツァルトの作品はまだアルバム化されてないので、実演を踏んでから
もしかしたらレコーディングするかもしれない。楽しみにしておこう。