レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)指揮ミネソタ管弦楽団演奏会 ブラームス交響曲第一番
5・13
10:00-12:00 20.00-22.00 MinnesotaPublicRadio
バッハ:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV1052R
(チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052に基づく復元版))
バッハも作品数が多いので、時折、このような原曲が鍵盤で
ヴァイオリン用に復元されているというようなものもあり、
有名な曲ではあるものの、ややこしい。彼は弾き振りなのだろうか。
ピアノとは違い、どのようにしているのかよくわからないところは
あるものの、アイコンタクトとか、弓振ったりして合図するのかもしれない。
闊達な演奏だった。ミネソタ交響楽団の室内楽版くらいにメンバーを
刈り込んでいるかもしれない。
ソリスト・アンコール バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ
第一番ロ短調 BWV1002より Ⅴ-サラバンド
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68
ゆっくりとむせる感あるアプローチ。巨匠風とうか堂々としており
落ち着いている。ここぞというとき鳴らしアピール感もある。
なにか、ロマン派の作り方みたいなものが自身にあるような感じ。
この感じは、ナタリー・シュトゥッマンに通じるものがある。
良く歌うという感じかもしれない。何か惹かれるものがある。
音楽の面白味かな。
レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)指揮ミネソタ管弦楽団
2023年5月12日 ミネアポリス、オーケストラ・ホールから生中継
現在はヴァイオリニストと指揮者の二足の草鞋を履いている。
バロックからロマン派あたりまでのレパートリーなのか、
今回は名曲2曲でのおめもじ。