7.20
03:00-06:00 19.00-22.00 BBC3 Prom 7: Beethoven’s Fifth Symphony
Prom 7: Beethoven’s Fifth Symphony
ラフマニノフ(レスピーギ編):5つの絵画的練習曲「音の絵」 P.160
コールリッジ=テイラー:ヴァイオリン協奏曲 ト短調 op.80
ソリスト・アンコール(オーケストラと):虹の彼方に(オーバー・ザ・レインボウ)
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 op.67
エレーナ・ウリオステ(ヴァイオリン)尾高忠明指揮BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
2023年7月19日 ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールから生中継
夏だ、プロムスだ。お祭りだ。
開放感のあるコンサートが連日続く。つまみ食いだけれど、気になるものをチョイスしていく。
尾高さんとイギリス。つながっている。そこから、ラフマニノフは生誕150周年。
コールリッジ=テイラーはイギリスの作曲・指揮者。
ベートーヴェンの5番は何つながりだか今一だけれど、いいとしよう。
1曲目、静謐な弦楽合奏の「音の絵」2曲目は目が覚めるファンファーレから。活動的な曲。
345と盛り上がりを見せて大団円。つかみはOK。すっと入っていけた。
コールリッジ=テイラー:ヴァイオリン協奏曲は初めて聴く。楽章間で拍手が起きる。これも
プロムスならでは。気にしない。音楽を楽しむ。エレーナ・ウリオステはアメリカの
女流ヴァイオリニスト。割とはっきりした切り口を持ち、どんどん弾き進んでいった。
1921年に作られた曲。20世紀の作品。ロマン派みたいな色合いもあり、
聴き進んでいくうち引きこまれた。時折民族音楽の様な旋律が現れたり、2楽章では
ヨーロッパ的な旋律が覆ったり。面白かった。
彼女はこの曲を「ネチケ!管弦楽団」で録音している。
ヨーロッパ初の黒人と少数民族によるオーケストラであり、「クラシック音楽における
変化を推進し、その多様性を称賛する」ことを目標とする
稀有な管弦楽団「チネケ!・オーケストラ(Chineke! Orchestra)」。
2017年にBBCプロムス・デビューも果たした(uDiscoverMusic | 洋楽についての音楽サイト)より。
後半の5番。尾高さんは綺麗に鳴らしているというかバランスよくオケが鳴っている感じに聞こえる。
ロイヤル・アルバート・ホールの残響がなかなか良く収録されていて迫力もある。
オケもかなり利用しているのではないかと思う。響きに慣れているというか自然に聞こえるのは
収録含めて素晴らしい。バランスよくノーブルに曲を仕上げ会場は沸いた。
03:00-06:00 19.00-22.00 BBC3 Prom 7: Beethoven’s Fifth Symphony
Prom 7: Beethoven’s Fifth Symphony
ラフマニノフ(レスピーギ編):5つの絵画的練習曲「音の絵」 P.160
コールリッジ=テイラー:ヴァイオリン協奏曲 ト短調 op.80
ソリスト・アンコール(オーケストラと):虹の彼方に(オーバー・ザ・レインボウ)
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 op.67
エレーナ・ウリオステ(ヴァイオリン)尾高忠明指揮BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
2023年7月19日 ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールから生中継
夏だ、プロムスだ。お祭りだ。
開放感のあるコンサートが連日続く。つまみ食いだけれど、気になるものをチョイスしていく。
尾高さんとイギリス。つながっている。そこから、ラフマニノフは生誕150周年。
コールリッジ=テイラーはイギリスの作曲・指揮者。
ベートーヴェンの5番は何つながりだか今一だけれど、いいとしよう。
1曲目、静謐な弦楽合奏の「音の絵」2曲目は目が覚めるファンファーレから。活動的な曲。
345と盛り上がりを見せて大団円。つかみはOK。すっと入っていけた。
コールリッジ=テイラー:ヴァイオリン協奏曲は初めて聴く。楽章間で拍手が起きる。これも
プロムスならでは。気にしない。音楽を楽しむ。エレーナ・ウリオステはアメリカの
女流ヴァイオリニスト。割とはっきりした切り口を持ち、どんどん弾き進んでいった。
1921年に作られた曲。20世紀の作品。ロマン派みたいな色合いもあり、
聴き進んでいくうち引きこまれた。時折民族音楽の様な旋律が現れたり、2楽章では
ヨーロッパ的な旋律が覆ったり。面白かった。
彼女はこの曲を「ネチケ!管弦楽団」で録音している。
ヨーロッパ初の黒人と少数民族によるオーケストラであり、「クラシック音楽における
変化を推進し、その多様性を称賛する」ことを目標とする
稀有な管弦楽団「チネケ!・オーケストラ(Chineke! Orchestra)」。
2017年にBBCプロムス・デビューも果たした(uDiscoverMusic | 洋楽についての音楽サイト)より。
後半の5番。尾高さんは綺麗に鳴らしているというかバランスよくオケが鳴っている感じに聞こえる。
ロイヤル・アルバート・ホールの残響がなかなか良く収録されていて迫力もある。
オケもかなり利用しているのではないかと思う。響きに慣れているというか自然に聞こえるのは
収録含めて素晴らしい。バランスよくノーブルに曲を仕上げ会場は沸いた。