MOBU'S MUSIC MAZE

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7月21日生まれのジャズ・パーソン ソニー・クラーク  ヘレン・メリル

2023-07-22 23:55:52 | 音楽夜話(ジャズ)
7月21日生まれのジャズ・パーソン ソニー・クラーク  ヘレン・メリル


Sonny Clark (Piano) was born in Herminie, PA, 1931–1963. 生誕92周年 没後60年


31歳で早逝した彼が残した作品。リーダー・アルバムやサイドメンとして参加した
作品。エヴァンスとも親交があったという。麻薬と縁が切れればよかったのにと思う。
珠を転がすようなシングル・トーンを繰り出す。そんな彼のピアノ・トリオのアルバムは、
ジャズ聴き始めの頃よく聴いた。聴いたら忘れないようなシングル・トーンは、ジャズ・ピアノの
面白さを伝えてくれた。


Blue Notes III, Vol. 6 Sonny Clark
https://www.youtube.com/watch?v=3i0mscrlRKw&list=OLAK5uy_krnh0IZMxgvi6b1RKpzbfvUs_b_R0ImdU&index=1




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Helen Merrill (Vocals-Lead) was born in NYC, NY in 1929. 94歳おめでとう。


ニューヨークのため息。八代亜紀さんがニューヨークで公演するとき、
ヘレン・メリルが彼女に会いに来たことを、TVは報道した。往年のメリルが見れた。
年齢を重ねられても美しかった。あれからもうずいぶん経つけれど、
どうしているのだろうか。


Four Classic Albums (Helen Merrill / Dream of You / You've Got a Date with the Blues / The Nearness of You) (Digitally Remastered)
ttps://www.youtube.com/watch?v=LZuw_9pq59U&list=OLAK5uy_lEUokjNQfUGWPiYj6jliQBzXy9sIw0S04&index=1

トニー・ベネット逝去96歳。

2023-07-22 07:42:17 | 音楽夜話(ジャズ)
トニー・ベネット逝去96歳。


彼というと、エヴァンスとのDUOアルバムが思い出される。
最近では、レディー・ガガなどとアルバムを作ったりしていた。
長年の活動も終止符を打った。ロックの台頭で、ポピュラー・
ヴォーカルも低迷期があったものの、上手くこなして復活劇が
あった。シナトラからの賛辞が彼の人生を変えたともいわれていた。
合掌。

The Complete Tony Bennett & Bill Evans Recordings
https://www.youtube.com/watch?v=JjGcF90IcD0&list=PLbnJYtsl3xpj0NoE-rm4tjmySaeSVthOy&index=1



ナタリー・シュトゥッツマン指揮アトランタ交響楽団 モーツァルト「魔笛」ベートーヴェン「田園」

2023-07-22 07:39:32 | 音楽夜話(クラシック)
7・21


11:00-13:00 22.00-24.00 GPB


1モーツァルト:歌劇「魔笛」 K.620~序曲
2ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 op.68「田園」
ナタリー・シュトゥッツマン指揮アトランタ交響楽団
2023年4月20-22日 アトランタ、ウッドラフ・アーツ・センター内シンフォニー・ホール


シュトゥッツマンの指揮は活気があり、聴いて元気をもらえたりする。
魔笛も田園もある意味前に前に前にという感じがあり、音楽に活気と力がある。
木管がオン気味で録音されて浮き出させており、それがまたいい雰囲気を醸し出している。
音楽に弛緩したところがなく、いい緊張感が持続する。田園自体長く感じることもあるけれど
この場合もっと聴きたい感覚に襲われる。この曲は指揮が難しいという。作品のつくり方が
難しいのだろう。しかしながら、シュトゥッツマンの演奏は成立していると思う。
モダン・オケでもまだまだやれることはあるのだなぁと思った。



樫本大進(ヴァイオリン)ミヒャエル・ザンデルリンク指揮ルツェルン交響楽団 細川Vn協 ブルックナー4番

2023-07-22 07:36:27 | 音楽夜話(クラシック)
7.21
03:00-05:00 20.00-22.00 SRF2Kultur


細川俊夫:ヴァイオリン協奏曲「祈る人」(スイス初演)
ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」29
樫本大進(ヴァイオリン)ミヒャエル・ザンデルリンク指揮ルツェルン交響楽団
2023年6月14日 ルツェルン、ルツェルン文化会議センター


細川氏の作品は2022-23年で、樫本氏に捧げられている。
ベルリン・フィルと読響とルツェルン響の共同委嘱だという。
現代曲。ヴァイオリンの独奏も難しそうだ。
気が伝わる。音楽の意味合いを知ることは解説が手元にないので
よくわからないものもあるけれど、気分というか雰囲気は伝わる。
細川氏の芸術表現はこのようなものというシリアスな感じが伝わってくる。


後半はブルックナーの「ロマンティック」。指揮者のミヒャエル(1967年56歳)は
父にクルト・サンデルリンク。異母兄にトーマス・同母兄にシュテファンがいて共に指揮者。
同業者一家というのも珍しいのではないか。
アルバムでは、協奏曲・室内楽(チェロ奏者)など多く、近年ではブラームスの
交響曲全集をリリースしたりしている。異母兄のトーマスも全集を以前出していた。
父親も然り。
年齢的にはこれから取り組む感じのブルックナーか。ある意味安全運転のような、
聴きやすさはある。楽器の鳴りも素直に聞こえる。まずはお披露目。