MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

マスターズ・アワー 「アリス・紗良・オット」

2024-04-30 21:14:59 | 音楽夜話(クラシック)
マスターズ・アワー 「アリス・紗良・オット」


4月29日 BARTOK RADIO
17:59‐18:59




1. クロード・ドビュッシー:白昼夢 N
2. モーリス・ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌN
3. エリック・サティ: ジムノペディN
4.フレデリック・ショパン:24の前奏曲 – 抜粋(第21-24番)E
a) ロ長調、b) ト短調、c) ヘ長調、d) ニ短調、
5.Arvo Pärt: 毛皮Alina E
6.ニーノ・ロータ:ワルツE
7.アリス・サラ・オット:永遠のゆりかごの歌(ララバイ・トゥ・エターニティ)E
8.ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO 57 B21
9.フランツ・リスト:ピアノ協奏曲 変ホ長調★


アリス・サラ・オット(p)


トーマス・ヘンゲルブロック指揮
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団★
収録日2009年11月 セッション録音




彼女の「ナイト・フォール」(N)エコーズ・オブ・ライフ(E)
ベートーベン:ピアノソナタ第21番(B21)
リスト:ピアノ協奏曲変ホ長調★
1時間程度の特集番組だった。過去のものも混ぜて、
最近のアルバムからもオン・エアされた。
持病が落ち着いているようで、その後も多分今はいくつか協奏曲持って
ツァー中かもしれない。
彼女のアルバムは一癖あって、普通の収録曲ではないこともある。
メイン・ストリームの選曲でなく、そこに自分の思いを入れたものを
差し込むから、ある意味、独特なものであり好き嫌いが分かれる。
個人的には、彼女の感性やプレイ・スタイルは好きなので、見守って
行きたいと思う。2024年は来日公演あり。青森、新潟・・・。

4月29日生まれのジャズマン デューク・エリントン ジョージ・アダムス トゥーツ・シールマンス

2024-04-30 12:14:04 | 音楽夜話(ジャズ)
4.29
4月29日生まれのジャズマン デューク・エリントン ジョージ・アダムス トゥーツ・シールマンス


Duke Ellington (Composer, Piano, Arranger, Band Leader) was born in Washington D.C., 1899–1974. 生誕125周年 没後40年


称号がついてるのは、公爵DUKE、伯爵Count(英:Earl アール)
男爵:Baron バロン。
エリントンとか、ベイシーとか、アール・ハインズ、ケニー・バロンとか・・・。
思いつくのはこの程度、もっといるかもしれないけど、今日はここまで。
エリントンは有名すぎて、ある意味なんでもありだけれど、
功績を残した方だとおもう。
普段、ビッグバンドはきかないけれど、エリントンとベイシーなら、
ベイシーを聴いてしまったりするので、余計に聴くことが少なく
なっているけれど、ヒット曲は多いし事欠かない。


今日はレコードで持ってた一枚で二度おいしいというアルバムを聴く。
だれが、デュークとカウントを一緒にしてアルバムを作ろうと
言い出したのか。
大手、メジャーレーベルのコロンビアだからできたことかもしれない。
綺羅星のスター・プレーヤーがソロを執る。
向かって左にベイシーサイド。右がエリントンサイド。
せーので音を出す。
60年代ステレオの面白さ。左に、ベイシーのピアノ。
エリントンのタッチとは違うなぁ。
ソロ・オーダーがみんなわかったらすごそうだけれど、
わからないのも味噌かも。
アメリカのレーベルらしい豪華共演。一期一会のアルバムだ。




First Time! The Count Meets the Duke
Duke Ellington Count Bassie
https://www.youtube.com/watch?v=QJXdYD7E8wM&list=OLAK5uy_mOBAchbaiSmNZTnZ_-JzawtY3adVCOQzQ&index=1


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


George Adams (Flute, Tenor Saxophone) was born in Covington, GA, 1940–1992.生誕84周年 没後32年


彼と言ったらこれ1択。
マウント富士JAZZフェスで演奏した。
「ソング・フロム・ジ・オールド・カントリー」
ジャズの演歌みたいな節回しが琴線を震わせる。


Song from the Old Country by G. Adams D. Pullen 4 @Mt. Fuji Jazz Fes. 1987
https://www.youtube.com/watch?v=iLQN_YicV-c&t=44s


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


Toots Thielemans (Harmonica, Guitar) was born in Brussels, Belgium, 1922–2016.生誕102周年 没後8
「シールマンス男爵(baron Thielemans)の称号を持つ
ベルギー貴族である。ブリュッセル出身」(Wiki)
この方も爵持ちの方だった。

ギタリストで、ハーモニカプレイヤー。後年はハーモニカに特化していた。エヴァンスとかポール・サイモンとか、印象に残っている。

「1960年、ティーレマンスがシアリングとのツアーでハンブルクで
演奏していたとき、若いミュージシャンでオブザーバーの
ジョン・レノンは、ティーレマンスがリッケンバッカーのギターを
弾いていることに気づいた。
[14]レノンは感銘を受け、「ティーレマンスにとって十分であれば、
私にとっても十分である」という原則に基づいて、アメリカのギターを
持たなければならないと感じた[14]。
レノンとビートルズは、リッケンバッカーのギターを世界的に
有名にするのを助けました。[15][12]
 1950年代、ティーレマンスは『ダウン・ビート』誌の世論調査で
「雑多な楽器」部門を支配していた。」(Wiki)。


1960 on tour with Shearing, a young musician and observer
 —John Lennon— noticed that Thielemans played a Rickenbacker guitar.[14] Lennon was impressed,and felt he had to have an American guitar,
 on the principle that "if was good enough for Thielemans it was good enough for me."
Lennon and the Beatles helped make Rickenbacker guitars world-famous.[15][12]


In 1955, Thielmans recorded his first album as a band leader, The Sound.
[6] During the 1950s, Thielemans had dominated the "miscellaneous instrument" category in Down Beat magazine's poll.(Wiki)


彼は、10穴のブルース・ハープでもなければ、普通の2段ハーモニカでも
なかった。ノブのついてるホーナー社製のクロマティク・ハーモニカだった。
TOOTS “HARD BOPPER”税込価格¥51,700。巷であまり売ってない
プロ仕様のモデル。
ハーモニカはダウンビート誌においては、「雑多な楽器」"miscellaneous
 instrument" と自動翻訳では出てしまう。その他の楽器位の意味だろうと
思う。ビートルズが当時楽器選定で、リッケンバッカ―やグレッチを
使っていたけれど、シールマンスが一枚かんでいるとは知らなかった。
面白いエピソード。
シールマンスは口笛とギターをユニゾンで演奏した。
ジョージ・ベンソンはスキャットとギターをユニゾンで演奏。
手八丁口八丁の方々だった。


Bluesette - Man Bites Harmonica + Road to Romance
Toots Thielemans
https://www.youtube.com/watch?v=D4mbzXLo2AU&list=OLAK5uy_nUJB1aa1P7HlTTJC1ejpn5x0mKTEZc6S0&index=1