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オッリ・ムストネン(ピアノ)指揮ラハティ交響楽団 ベートーヴェン皇帝 メンデルスゾ―ン・スコットランド 他

2024-11-29 07:10:39 | 音楽夜話(クラシック)
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01:30- 18.30- YouTue_Lahti Symphony Orchestra - Sinfonia Lahti
MUSTONEN & KEISARI


ムストネン:三部作(弦楽合奏曲)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73「皇帝」
ソリスト・アンコール:バッハ・目覚めよと呼ぶ声が聞こえBWV645




メンデルスゾーン:交響曲第3番 イ短調 op.56「スコットランド」


オッリ・ムストネン(ピアノ)指揮ラハティ交響楽団
2024年11月28日 ラハティ、シベリウス・ホールから生中継


一夜のコンサートを仕切る。指揮・ピアノと自作の曲まで
提供してくる。意欲的だ。
自作の三部作は弦楽合奏で、調性感のない現代的な曲
三曲目は独自な美しさが感じられた。音楽家ムストネンの
チャレンジかもしれない。


皇帝は指揮振りで、ピアノの譜面台にスコアを載せて
演奏する。この曲はピアノとオケのところだけでなく
オケだけが演奏する部分ももちろんありそのところは
立ってスコアをめくりながら指揮している。
2管編成で、弦なども減らされているけれど、もし、
ベートーヴェンが指揮振りしてたら、こんな感じなのかな
と想像してしまった。ムストネンも割とテンポとか
いじったりするところがあったりして面白かった。


アンコールのバッハは譜面台に譜面を載せて弾いていた。
誰かのピアノ編曲版なのだろうけれど、響きが
シンフォニックに聞こえ面白いものだった。


ムストネンはすべて指揮棒なしで振っていた。
それが彼のスタイルなのかもしれないけれど、
打点が難しくないだろうか。でも、テンポが
乱れることないオケは対応しているのだろう。


後半のスコットランドは、少し長い感じがすると
以前から思っていて、その感じが抜けない。
言いたいこと十分あるのだろうけど、
書きすぎてるような気がして、必要十分すぎる
曲になっているのではないかと思ったりする。
ムストネンの指揮はエネルギー感のあるもので、
それはそれで面白いけれど、曲自体の
波長とこちらがあってない感じなので
ああそうかと思うことが少ない。
これも聴きこみが必要な曲の一つになるかな。