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MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

11月27日生まれのジャズマン ランディー・ブレッカ― ジャッキー・テラソン 

2024-11-28 20:39:14 | 音楽夜話(ジャズ)
Born on this day, November 27th…


Randy Brecker (Trumpet) was born in Philadelphia, PA in 1945.  78歳おめでとう。


日本でいえば昭和20年生まれということか、戦後派という感じもする。
ブレッカーというと、「ブレッカー・ブラザーズ」を思い起こす。
弟(SAX)のマイケルとともに、強力なアンサンブルを持つ
バンドで活躍していた。という印象を持つ。
割と広い感じの音楽性で、ヒット・アルバムを出していった。
細かい音符を完璧に合わせるうまさ、アンサンブルの妙を聴かせる。
この時代だからこそ生まれたような音楽。
凄いなと感心するとともに感動できる作品。


Brecker Brothers Live In Barcelona - Some Skunk Funk
https://www.youtube.com/watch?v=UIGsSLCoIhM&t=61s


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Jacky Terrasson (Piano) was born in Berlin, Germany in 1965. 59歳おめでとう。


60年代生まれでも、もう還暦になるようなプレイヤーもいる。
テラソンの名前はどこで知ったか覚えがない。
ドイツ生まれのプレイヤーであることも、この回で知った。
90年代からコンスタントに自己のグループなどで、活動しており
アルバムも自己レーベルから出しているような、活動的な
一人。「ハンコックに通じる切れ味鋭いプレイが身上」と
タワーレコードの紹介文にあった。聴いてみよう。




Jacky Terrasson - Live Concert
https://www.youtube.com/watch?v=YIv1qflunvo



アダム・フィッシャー指揮 エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団 モーツァルトレクイエム ブルックナー5番

2024-11-28 20:36:48 | 音楽夜話(クラシック)
1126


03:30-05:55 19.30-21.55 ORF Das Ö1 Konzert
リンツ・ブルックナー音楽祭2024
Internationales Brucknerfest Linz 2024|
Ádám Fischer & The Orchestra of the Age of Enlightenment


モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626
ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調
フェンヤ・ルカス Fenja Lukas(ソプラノ)
ミカエラ・ゼリンガー Michaela Selinger(メゾソプラノ)
ジョアン・テルレイラ João Terleira(テノール)
アレクサンドル・バルド Alexandre Baldo(バス)
アド・リビトゥム合唱団 Chor Ad Libitum
アダム・フィッシャー Ádám Fischer指揮エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団
Orchestra of the Age of Enlightenment


2024年10月8日 リンツ、ブルックナー・ハウス


アダム・フィッシャー。何度かこの方の演奏をきいているけれど、
音楽の作り方がきちっとしていて聴かせる。わかりやすいというか
流れをつかんで、聴かせてくれるので、こちら側もある意味安心
して聴ける。レクイエムはソプラノの声質が良く、良く通る声で
その奥を伝える感じがうかがえた。上手いし、聞かせどころの勘所
を押さえたもので良かった。


ブルックナーの5番はまだ聴きこみの段階がつづいているものの
気を惹くものとそうでないものがあるとすれば、今日は惹くもの
の方の演奏で、時間が短く感じられた。集中していたのかも
しれないし、引き込まれたのかもしれないけれど、このような
ことがあるとまた聴いてみたいと思えるので、曲との距離感が
縮まるので好都合。いい演奏だった。終演後は嬌声が飛んだ。
ヨーロッパもやるではないか。



齋藤秀雄先生 没後50年メモリアル・コンサート ~小澤征爾さんへの哀悼とともに~ NHK-FM

2024-11-28 18:38:39 | 音楽夜話(クラシック)
齋藤秀雄先生 没後50年メモリアル・コンサート
~小澤征爾さんへの哀悼とともに~


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19:30-21:10 NHK-FM


クレンゲル:賛歌
モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136~第1楽章/第3楽章
チャイコフスキー:弦楽のためのセレナード ハ長調 op.48
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 op.104
堤剛(チェロ)
秋山和慶&沼尻竜典(4)指揮齋藤秀雄先生没後50年特別編成メモリアルオーケストラ
2024年9月18日 赤坂、サントリーホール




戦後、日本の音楽界に貢献した一人。ヨーロッパ留学経験を活かし、日本の
後進を育て、西洋に追い付け追い越せの息を持ちまい進した。
後進の一人に小澤征爾氏がいた。


齋藤先生自身が後進にレッスンでよく使ったと思われる曲が、
追悼演奏されていた。小澤征爾氏も良く取り上げていた2曲。
弦のキリトモと言わせた、桐朋学園のオーケストラ、
昔、千住真理子さんが、共演したヴィヴァルディ-の四季を
聴いたとき、学生オケでもうまいのがいるなと思った。
そんなことを思い出しながら聴いていた。
小澤氏は齋藤門下の1期生。秋山氏は5期生、チェロの
堤 剛氏は7期、指揮の沼尻氏は桐朋卒という縁とゆかりの
ある方たちの元でオケを組織し、9月18日は齋藤氏の
命日にあたっているという。お膳立てはそろった。
秋山氏のモーツァルトは色濃く、こってりと演出され、
小澤さんだってここまでやらなかったと思うくらいの
入り込みで、割と普段はノーブルな作品作りが多い
と思わせるが、今回は違っていた。
チャイコフスキーはその上を行っていて、すごく
コクのある弦セレだった。特別な引き出しがある
様な入れ込み具合で、ダイナミックレンジも広く
取っており、特別な演奏会であることを、
物語っていた。


教えを受けた堤氏のチェロも、ドヴォコンにあっていた。
長い音楽人生の中で、チェロを通じて、聴衆を楽しませて
来た逸材。チェロといえば堤 剛という時代も長かったと思う。
そんな彼の弾くドヴォコン。意味のあるものだと思う。